2023年05月27日
OB会・同窓会等はビジネスに役立たない

(OB会や同窓会には参加していますか?)
いつの頃からか、OB会・同窓会等については案内が届いてもほとんど参加しなくなりました。
その最大の理由は、こういった会に参加しても、会場でかつて親しかった人を見つけては、「久しぶり〜」、「最近、何してる?」といった言葉を掛けて世間話に花を咲かせるぐらいしかやることがないからです。
こういうのが好きな人の中には、とにかく昔懐かしい話題で盛り上がるのが楽しいという人もいますが、私のように自分の仕事(ビジネス)に役立つことがないかと考える人にとっては、ただ時間の浪費にしか思えてなりません。
暇でやることがない人なら、そういう会に積極的に参加して時間を潰すのもいいのでしょうが。
もちろん、仕事によってはこの類の会合に参加することが多少役立つことはあります。
例えば、飲食店の経営者であれば自分のお店をPRして集客につなげられるかもしれませんし、生命保険の仕事をしているのであれば保険加入を勧めることができるかもしれません。
ただ、そういった直接的なビジネスにつながるような仕事に就いていないかぎりは、せいぜい情報交換や意見交換をするぐらいしかないでしょうし、おそらくそれらの多くはほとんど役立たないものです。
昔を懐かしがったり、お互いの近況報告をし合う会であれば現役仕事人を引退した後に参加すれば十分かなと個人的には思います。
私の周囲の定年退職者たちのOB会の模様をネット上の投稿で見るかぎり、ほとんどただの飲み会になっている場合が多いですね。
かつて、知人から声を掛けられてある大手ハウスメーカーのOB会に参加したことがありました。
私はその会社にはまったく関係のない第三者だったのですが、他社のOB会がどんなものなのか潜り込んでみたかったので興味半分で参加しました。
その会に参加していたのは、その会社を退職後起業した人、その会社の子会社の経営者、そして、現役でその会社にまだ在籍している人でした。
で、末席を汚しながらその場の会話に聞き耳を立てていたら、その会の思惑が何となくわかってきました。
要するに、現役の社員に対し、OBたちが「仕事を回してくれよ」というお願いをする場だったのです。
私が観察したかぎりにおいては、現役の社員は明らかに迷惑そうな表情をしていました。
かつては同じ会社で上下関係があったので言葉遣いは丁寧ながら、「今はたんなる部外者だろ」といったような、そんな感じだったのではないかと。
学校の同窓会に参加すると、クラスメイトで一番出世した人(お金を持っていそうな人)に近づいていろいろおねだりをする人たちっているじゃないですか。
飲み会での飲み代をそいつに払わせたりなんかして(笑)。
まぁ、それに近いものだったわけです。
こういう関係って、一方的に損をする側にすれば迷惑にしか感じないのではないでしょうか。
世話になったわけでもない相手から、「おい、少しはこちらにも利益を与えてくれよ」と言われてもねぇ、ってなるのも無理はないでしょう。
いろいろ言いましたが、これはあくまでも私の考え方ですが、自分の仕事(ビジネス)に役立てることを意識するなら、自分の仕事の性質上、案内が来たOB会・同窓会で得るものはあるかどうか判断したほうがいいでしょうね。
どんもんか一度体験するために参加してみるのはいいかもしれませんが、役に立たないと判断したら二度と参加しないほうが賢明です。
どんな会合であっても参加するとそれなりの時間をとられるし、場合によっては出費も伴うので、参加するしないは慎重に検討したほうがいいと思います。
定年退職した人たちが急にOB会・同窓会等に積極的に参加する姿を見て、この人たちはどういう思いで何を求めて参加しているんだろうなどと思ってしまいますが、他人のこんな思いは当事者たちにとっては余計なお世話かもしれませんね。
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私はその会社にはまったく関係のない第三者だったのですが、他社のOB会がどんなものなのか潜り込んでみたかったので興味半分で参加しました。
その会に参加していたのは、その会社を退職後起業した人、その会社の子会社の経営者、そして、現役でその会社にまだ在籍している人でした。
で、末席を汚しながらその場の会話に聞き耳を立てていたら、その会の思惑が何となくわかってきました。
要するに、現役の社員に対し、OBたちが「仕事を回してくれよ」というお願いをする場だったのです。
私が観察したかぎりにおいては、現役の社員は明らかに迷惑そうな表情をしていました。
かつては同じ会社で上下関係があったので言葉遣いは丁寧ながら、「今はたんなる部外者だろ」といったような、そんな感じだったのではないかと。
学校の同窓会に参加すると、クラスメイトで一番出世した人(お金を持っていそうな人)に近づいていろいろおねだりをする人たちっているじゃないですか。
飲み会での飲み代をそいつに払わせたりなんかして(笑)。
まぁ、それに近いものだったわけです。
こういう関係って、一方的に損をする側にすれば迷惑にしか感じないのではないでしょうか。
世話になったわけでもない相手から、「おい、少しはこちらにも利益を与えてくれよ」と言われてもねぇ、ってなるのも無理はないでしょう。
いろいろ言いましたが、これはあくまでも私の考え方ですが、自分の仕事(ビジネス)に役立てることを意識するなら、自分の仕事の性質上、案内が来たOB会・同窓会で得るものはあるかどうか判断したほうがいいでしょうね。
どんもんか一度体験するために参加してみるのはいいかもしれませんが、役に立たないと判断したら二度と参加しないほうが賢明です。
どんな会合であっても参加するとそれなりの時間をとられるし、場合によっては出費も伴うので、参加するしないは慎重に検討したほうがいいと思います。
定年退職した人たちが急にOB会・同窓会等に積極的に参加する姿を見て、この人たちはどういう思いで何を求めて参加しているんだろうなどと思ってしまいますが、他人のこんな思いは当事者たちにとっては余計なお世話かもしれませんね。
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yoron at 06:22│Comments(0)│仕事人の叫び