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2023年05月05日

あなたのノウハウ・スキル、買ってくれる人はいますか?

『神社人』設立記念パーティ3(宴会風景)
(あなたのノウハウ・スキルの市場価値について考えてみたことはありますか?)
これまで何度か同様の話題で記事を書いたことがありますが、仕事人は自分の仕事を通して培ったノウハウや身につけたスキルが市場価値としてどれぐらいあるのか、日頃から考えるクセを持っていたほうがいいでしょう。
市場価値というのは、ズバリ、仕事人としてのあなたを買ってくれる人がいますか?、ということです。
学校卒業後、何らかの縁があってどこかの企業なり組織に職を得たとします。
そして、そこで何年か、あるいは何十年か働いたとしましょう。
そうしたら、誰でも何かしらの仕事上のノウハウやスキルを得ることができます。

ただ、市場価値という観点からみた場合、大事なことは、そのノウハウやスキルがどれぐらい他人に評価され、どれぐらい高く買われるかということです。
企業や組織の一員である間は、企業・組織側はその人を遊ばせておかないので、言い方は悪いかもしれませんが、仕事ができない人に対しても雑用なり何なり仕事を与えます。
仕事を与えられたほうはそれをこなすことで仕事をした気になり、また毎月の給料をもらえることでそれが自分の価値だと思い込みます。
中には、「自分はこんなに仕事しているのに評価が低い(給料が安い)!」と不満を言う人もいるかもしれません。
私のこれまでの経験でいえば、どんなレベルの人でも自分は頑張っていると思っている人は多く、案外こういう不満を漏らす人は多いものです。


しかし、世の中の現実を知れば愕然としますが、企業・組織に属している時に自分が感じている自分の価値と、その企業・組織を出た時の市場価値には大きな開きがあるのが一般的です。
例えば、社内では事務職のプロとしてバリバリ活躍し、業務用ソフトの操作スキルもハイレベルだった人が、40代、50代になって転職しようとしたら、そのノウハウやスキルが直接生かせそうな求人のあまりの少なさ、そしてあっても年収の少なさに驚くかもしれません。
なぜそうなのかといえば、求人を出す側の企業や組織からすれば、直接の利益に貢献しない(むしろコストになってしまう)事務職はお金をかけてまで採用する対象ではなく、また、自社のレベルではハイクラス(業務熟達者、高年収)の人材でなくてもいいというのは往々にしてあるからです。
そういう現実がわかっていない人は、「何で私のような優秀な人材を採用しないんだ!」と一方的に腹が立つかもしれませんね。

以前から言っていますが、私は40代の後半、50歳が目の前に迫ってきたところで、大胆な決断をしてキャリアを一旦リセットして未経験の仕事に就きました。
その背景にあったのは、それまでの延長で仕事を続けていたら、私のノウハウ・スキルを買ってくれる人はいないという思いでした。
今振り返ってみると、この時の決断と行動は間違っていなかったとつくづく思います。
還暦が近い私でも職を得られるような仕事ですから今の仕事は。
もちろん、そのためには、健康で体力もあって働き続ける意思と気力を持っていることが必要ですけどね。
現役の仕事人としてこの年齢になって、しみじみ思うのは、世の中の誰かが自分を必要とし、私のノウハウやスキルを買って仕事を与えてくれることの何とありがたいことか、と。
あなたのノウハウ・スキル、買ってくれる人はいますか(いそうですか)?

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yoron at 06:38│Comments(0)仕事人の叫び 

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