仕事人は自分の継戦能力を意識し、今何が必要か常に考えておけなぜ、大胆なキャリアチェンジをしたのか、その思いとは

2023年03月19日

自分の感覚は時代遅れではないか、よく考えてみるべし

自宅の机
(あなたの感覚、時代の流れについていけていますか?)
今、あなたに以下の質問をします。
Q1.今のあなたは、日頃、TVを観ますか?
Q2.今のあなたは、日頃、紙の新聞を読みますか?
Q3.今のあなたは、日頃、紙の雑誌を読みますか?
Q4.今のあなたは、日頃、紙の本を読みますか?
これに対する私自身の回答は以下の通りです。
A1.何年も前にTV受像機を捨てたのでほとんど観ていませんが、ドラマ等のエンタメ番組はネットで配信されるものを時々観ています。
A2.かなり前に購読を止め現在は一切読んでいませんが、ネット配信記事は時々読んでいます。
A3.現在書店等で買うことは一切ありませんが、ネット配信記事は時々読んでいます。
A4.かつては中毒に近いぐらいの読書家だったので書店で買ってよく読んでいましたが、現在は買うことはほとんどなく読みもしません。

私の回答に共通してみられるのは、かつての主要メディアで得ていたものは今はネットで得ているということです。
おそらく、若い人を中心にこういうスタイルの人が今は多いと思います。
街中であれ、電車の中であれ、周囲の人たちを観察すればそれは一目瞭然です。
多くの人がスマホを持ってそれを眺めている、もしくは操作しているはずです。
ネットが普及していなかった時代は、多くの人は時間をかけてTVを観、新聞・雑誌・本を読んだことでしょう。
でも、今は技術の進歩が速く、情報の流通スピードも早いので、限られたメディアにたっぷり時間をかける余裕がありません。
今は、同時にいろんなことを処理する(できる)時代なんです。
TV番組のチャンネルをあちこち切り替える操作のことをザッピングといいますが、今はそんなことをしなくても観たいものすべてを同じ画面に表示させることができます。


かつて、「お前は本好きで文章を書くのもうまいから本を書いて出版してはどうか」と友人から言われたことがありました。
その時は、「そうだなぁ、本を出してそれが売れれば印税が収入として入るので、もの書きを仕事にするのも悪くないかも」と思ったりもしましたが、自分自身が本を読まなくなっている現状を考えると、そんな思いはもうなくなりました。
本が売れない(これから売れる見込みもない)時代環境において、時代遅れの感覚で本を書くなんてバカげたことです。
それに、金儲けは考えずにただ文章を書くだけを楽しむなら、このブログのようにネットメディアを使えば簡単です。
これは何の制約も受けず、誰かとの調整を必要とする面倒くささもないので気軽にできます。

こう言っては何ですが、日本の古い大企業などの中には、いまだに古い感覚を持った人は多いのではないかと想像します。
特に年配者の中にはね。
職場に行くと、情報源としての紙の新聞や雑誌が置いてあったり、「読書は思考力をつける上で大事だから紙の本を読め」と部下に説教する上司がいたり、巷で話題のビジネス書はすぐ買って読むことを心掛けている年配者がいたり、そういう光景・風景があなたの勤務先で見られませんか?
そういう古い感覚を持った人は、自社(自分)がTV・新聞・雑誌で取り上げられると一喜一憂し、また、引退したら自分もビジネス書の一冊ぐらい書いたらそれが売れて有名人になれることがあるかもしれないなどと妄想したりするものです。
しかし、現実はといえば、TV・新聞・雑誌等の古いメディアはもはやかつてほどの影響力はないし、ビジネス書は巷にあふれかえっていてほとんど売れないというのが今の常識です。
いろいろ言いましたが、“自分の感覚は時代遅れではないか、よく考えてみる”ことって大事だよなとつくづく思う次第です。

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yoron at 07:02│Comments(0)仕事人の叫び 

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