ただのメッセンジャーボーイのような仕事のし方をするな自分の今の人生観やライフスタイルで未来社会を予想せよ

2023年03月04日

ある出来事で状況が急変、去る時に跡を濁してどうする!

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(そんな辞め方、そりゃないよな)
以前の記事で、今年の年明けからは仕事が暇になるので、時間給非正規労働者の常として“労働時間の短縮→収入減”のリスクがありそうだということを書いたことがあります。
この記事を書いた時点での状況が変わらずに続いていたら、間違いなくそうなっていたでしょう。
今年になってから上司からもそう告げられていたので覚悟はしていました。
しかし、状況というのは何かそれが変わる出来事があれば変わるもので、実際にそういう出来事が突然起き、私が懸念していたリスクはなくなりました。
それどころか、逆に私にかぎっては“労働時間の増加→収入増”になったのです。

本音としては嬉しいというのもあるんですが、その出来事については悲しいというか憤りを感じもしました。
というのも、その出来事についてお話しますと、同僚が突然上司に「今日で退職します!」と一方的に告げ去っていったのです。
雇用時に取り交わされた契約書には、退職の申し出は一ヶ月前にという文言があったにも関わらず、また特別な事情があったわけでもないのに(といっても真相は知りませんが)完全に無視したのです。
一般的な感覚でいえば、10代や20代の若者がそのような行動を取ったのであれば、「若いから社会人としての常識を知らないんだな」ぐらいに受け止めたかもしれませんが、この同僚は70代で過去にはいろんな仕事先で働いた経験もあった人です。
責任者が驚いたのは言うまでもなく、その場に居合わせた同僚スタッフやその話を後で聞いたスタッフたちも呆気にとられてしまいました。


私自身、過去の仕事人人生においては、自分の職務を果たし切れず周囲に迷惑をかけることをわかっていながら気まずい辞め方をしたこともあります。
そういう時は私の周囲の同僚たちから陰口を叩かれたこともありました。
ある同僚から面と向かって、「お前は会社に迷惑をかけて辞めるのか」と言われたこともあります。
まぁ、そんなこともありましたが、ただ、会社の規則は規則だからなということで、辞める際には報告すべき人に対しては報告し、手続きは手続きとして粛々行って身を引きました。
この同僚のように、組織や周囲の関係者のことを一切考慮せずに辞めるなんことはしませんでした。
そりゃ、そうとうなストレスが溜まって耐えられない状況にあったんなら理解もしますけどね。

3月は区切りになるので今月いっぱいで退職するという人も多いでしょう。
で、そういう人の多くは事前にしかるべき対応をしていると思います。
『立つ鳥跡を濁さず』ということわざがあります。
意味は、立ち去る者は、見苦しくないようきれいに後始末をしていくべき、引き際は美しくあるべきということです。
辞める時は人それぞれにいろんな事情がありますから、ここまできちんとはできなくても、心掛けておくことは大事かもしれません。
なぜかといえば、きれいな辞め方をするとそれは次につながることも多いからです。
人生の後半で周囲の顰蹙を買うような非常識な行動をしたら、ある意味、晩節を汚すことになってしまいます。
まだまだ続く仕事人人生、教訓にしたいものです。

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yoron at 08:48│Comments(0)仕事人の叫び 

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