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2022年09月18日

仕事の実態を知らずして思い込みだけで話すのは危険だ!

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(仕事人たるもの、無知な評論家になっちゃマズいでしょ!)
私の食生活はほとんど自炊ですが、私が調理の仕事をしていることを知っている人の中には、「自宅飯は全部手作りですか?」と、私からすると実にバカげた質問をする人がいます。
おそらく、その人の頭の中には、「料理人→自分で何でも作れるスキルを持っている→だから、自分で食べる料理も全部手作りすることにこだわっているはず」という思い込みがあるのでしょう。
たしかに、料理を作るのが好きで料理人になったのであり、そして、レシピなども参考にすればある程度の料理は全部自分で作れる自信はあります。
しかし、それと、自分で食べる料理、いや、仕事上で作る料理も全部手間ひまかけて作るかはまったく別問題です。

飲食の仕事、特に厨房での仕事に関わった人なら誰でも知っていることですが、仕事であるからには、他の仕事同様、コスト、利益、スピード、効率といったものが常に求められます。
だから、最終完成形としては美味しそうに見える料理でも、手抜き(効率化?)できるところは徹底的に手抜きします。
私の現在の勤務先である学生食堂の場合は、安い食費が絶対条件なので、食材を安く仕入れることが求められ、そのため冷凍食品を多用しています。
また、営業時間にはスピーディな対応をするため、一部の料理は完成品を仕入れてそのまま提供したりしています。
こういう感じで仕事をしているので、自分で食べる料理でも手抜きできるところは手抜きし、こだわりたいところだけこだわっています。


以前、銀座の高級日本料理店で働いていた頃、当時仕えた料理長は凄腕の料理人で、お店で提供する料理は手作りにこだわっていましたが、自宅ではコンビニ弁当などもよく食べると言っていました。
今や調理だってロボットが行う時代になっているんです。
それにともなって調理の仕事の実態もどんどん変わっています。
大学生や高校生などが居酒屋等の飲食店のアルバイトで調理に関わっていることがありますが、その現場ではそれができるしくみが既にできているんです。
飲食サービスを利用する側は自分が見える部分しか見ていないから、その時の印象や見えたところだけの情報をもとに物事を判断してしまうので、見えていないところの実態の部分に関する情報がすっぽり抜けるんですよね。

これは、飲食の仕事にかぎらずどんな仕事にもいえることでしょう。
私はこれまで10数回の転職をし、いろんな業界、会社、仕事を経験してきましたが、経験したからこそ本当の実態がよくわかったということがよくありました。
そして、経験せず実態も知らないのにいい加減なことを話している人が世の中にいかに多いかということもよくわかりました。
思い込みは、それによる行動が良い結果を生む場合はいいのですが、失敗し大打撃になった場合は悲惨です。
やっぱり、仕事人ならば、直接経験していなくても(できないことも多いと思うので)、何かを語るにおいては実態をしっかり把握する努力ぐらいはすべきでしょう。
ちなみに、自分(の家族)が食べる料理を手間ひまかけて全部手作りするのは、趣味で料理を作る人には多いかもですね。

かなり前に書いた記憶がありますが、仕事の実態を知る上で、転職はお勧めです。
同業界であれ、異業界であれ。
また、同じ会社で職種を変えてみるのもお勧めです。
例えば、人事や経理等の管理系の仕事から営業や工場の仕事に移ってみるとか。
そうすると、それまで見えていなかった部分が見えてくるはずです。
よくあるじゃないですか、相手の立場を自分でも経験してみて「やっとお前の苦労がわかったよ」とかってね。
その気付きこそが大事であり、それがそれまでの思い込みをなくしてくれることにつながるんです。
あなたも、相手の言葉を聞いて、「この人、この仕事の実態を全然わかってないな」と思ったことがありませんか?

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yoron at 08:14│Comments(0)仕事人の叫び 

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