煽る言葉に煽られるな、仕事は着実に確実に地道にやって力をつけよ客を客と思わない無礼者は仕事人失格だ!

2022年07月30日

言わずもがなだけど、“経験”ってとっても大事なんだよ!

キャベツの千切り
(経験を積む努力を軽視し過ぎていませんか?)
ビジネス書などの中には、KKD(経験・勘・度胸)は古い時代のやり方で今は通用しないからやめたほうがいいみたいなことを書いてあるのがけっこうあります。
言わんとしていることは、現代の環境に合わない古い時代のやり方には固執しないほうがいいということでしょうから、このこと自体はよく理解できます。
しかし、もし、若い人がこの知識だけを得て、大した経験もしていないうちから上の世代の人たちのやり方を批判ばかりしたり、年輩のベテランの人たちの言うことを聞かなくなったとしたら、それは完全に間違いです。
これだけははっきり言っておきます。

今の若い人たちは子供の頃からIT環境に親しみ、いろんな端末やソフトを簡単に使いこかせるでしょう。
年輩の人たちがそれらの操作に四苦八苦している姿や、それらを使わないことによって非効率的な仕事のし方をしているのを見るとバカにもしたくなるでしょう。
私の若い頃を思い出せばこの思いはよくわかります。
私が新入社員の時ってね、若い人には信じられないでしょうが、社内の資料作りにおいて、上司から紙の切り貼りを指示されていたこともあったんですよ。
それに手書きの資料なんてのもけっこうあったしね。
手書き資料の中にデータを挿入するために、データの紙を切り貼りなんかしたりしてね(笑)。


でもね、仕事って、本質を理解し、目的を理解し遂行することが大事なんです。
いちいちPCで見栄えのいい資料なんか作る必要がなくスピードが要求されるものなら、読める程度の字であれば手書きの殴り書きだっていいんです。
上司が手書きでもいいから情報だけ早くよこせと言っているのに、PCを立ち上げて体裁を気にしながら見栄えのいい資料を作成してなどと時間をかけるのはアホというものです。
ここでは単純な言い方をしましたが、これに似た光景って実はオフィスのあちこちでよく見られます。
PCが職場に普及し始め、プレゼンなどが一般化し始めてから、パワーポイントでかっこいい(他人受けする)資料を作るのに凝る傾向って増えませんでしたか?
で、そういう資料を作れる人が能力がある人に見えたり、そういう評価をされたりなんかしてね。

話は飛びますが、私が飲食の仕事に就いて約8年になりますが、この間私はいろんな経験を積むことを重視して仕事をしてきました。
レベル的にはまだまだですけど、それでも、未経験の人や経験の浅い人に比べたら圧倒的に仕事ができると自負していますし、職場の責任者からも信頼を得ています。
私の現在の仕事は職種的に中高年の女性(特に家庭の主婦)が多いのですが、そういう人に向いていると言われている仕事なのに、まともにできない人がとても多いんです。
私からすれば「これってこういう仕事をする上ではごく基本的なことだよね」といったことすらできない人もいるんです。
例えば、お客さんに食事を提供するサービス業であれば仕事で衛生面に気をつけるのは基本事項なのに、そのことがまったく理解できていないとか。
こうなると、最初の段階で経験していなければわからないまま作業をこなすだけということになってしまいます。

これはどんな仕事にも言えることです。
ITスキルなんてものは仕事のツールにすぎないのであって、もっとも大事な視点は、自分の仕事の目的は何なのかを理解することであり、それを効率的・効果的に達成するにはどんな方法がベスト・ベターであるかを考えることです。
そういうことがしっかりわかっていれば、極端な話、もしIT環境がない場合、どうやれば目的を達成できるかを考え別の方法でも仕事ができるはずです。
こういう思考ってね、いろんな仕事を経験しているうちに身につけられたりするものです。
そして、そういう時に案外役立つのが冒頭で言ったKKD(経験・勘・度胸)で育った先輩たちの知恵だったりします。
“鬼に金棒”という言葉がありますが、いろんな経験を積みながら環境・状況に合わせて便利なツールも使いこなせればまさにそれじゃないですか。

経験が大事という点について、いい事例ではないかもしれませんが私自身の例を紹介します。
私は長年会社で事務系の仕事を経験した後に飲食(厨房)の仕事に就きました。
未経験の仕事だったので最初は何が何だかわからず、同僚たちが忙しそうに動き回っている中でボーっと立っていたり、何をしていいかわからないのでウロウロしていることがよくありました。
そんな時、上司や同僚たちからよく叱られたり、嫌みを言われました。
「いい年して自分がやるべきこともわからんのか!」、「やることないんだったら掃除でもしてろ!」、「いいなお前は、何もしないで給料もらえるんだから」と。
でも、悔しいかな、悲しいかな、本当に何していいのかわからなかったんです。
でも、そのうち、優しい同僚がこっそりアドバイスしてくれたり、いろいろ教えてくれたので経験を積むことができました。
だから、今では、暇な時間ができるとすぐ掃除をするし、どんなところを掃除すべきかもわかるので時間を持て余すことはありません。

私は性格的に得をしているところがあると思っています。
私はどちらかと言えば気が小さいほうで、他人からは人当たりがいいと思われているようです。
そのせいかどうかはわかりませんが、先ほど言ったように困った時に助け船を出してくれる人が周囲に現れます。
でも、以前に見かけたことがありますが、私同様長年他職種だったのに「私はこの仕事は初めてなんだから周囲の人が優しく教えてくれるのは当たり前」とばかりに居直っていた同僚がいて、その人は周囲から完全に総スカンを食らい無視され、結果的にすぐ辞めました。
やっぱりね、初めての仕事に就くのであれば、まずは経験を積むことを重視してそれができるような態度をとりませんとね。
転職で未経験の仕事に就く人は心すべき事柄でしょう。
長くなりましたが、改めて、仕事人にとっての“経験”の重要性について述べてみました。

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yoron at 05:18│Comments(0)仕事人の叫び 

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