2022年06月23日
自分の中の違和感は大事にしたほうがいい、それが後の人生を決めるから

(日々目の前の仕事をしながら、心のどこかで違和感を感じていることってありませんか?)
仕事人やっていると、人生のどこかの時点で、「私の人生、このままでいいのだろうか?」とか、「こういう仕事って自分がやりたかったことなのだろうか?」とか、「こんな仕事のし方、自分に合っていないのでは?」とか、ふと思うことがあるのではないでしょうか。
満員の通勤電車に乗っている時とか、休日に何もすることがなくぼーっとしている時とか、学生時代の仲間たちに会った際他人の生き生きしている姿を見た時とか。
私は、20代の頃から思っていたような気がします。
私は、大学卒業後大手メーカーに就職し、社員寮に入居してそこから勤務先まで通勤していたのですが、当時、片道1時間半近くかかっていたように記憶しています。
新入社員の頃から仕事は忙しくて、入社から数年経った頃には、平日は毎日深夜遅くまで残業し、休日出勤もよくやっていました。
長時間労働を続けながら、通勤時間は往復3時間、これじゃ疲れないわけがありません。
週末の土日が休める時は、よくお昼近くまで寝ていたものです。
私のキャリアは事務職でスタートしたのですが、仕事着はスーツとネクタイ。
若い頃はそのスタイルで仕事をするのに憧れたものですが、いつしか窮屈さを感じるようになっていました。
これまで10数回転職を経験しましたが、あるIT企業に転職した際、服装はカジュアルが認められていた仕事に就いたので気分が楽でした。
その時気付いたのは、私にはスーツとネクタイが当たり前の仕事は向いていないということでした。
作業着なら全然問題ありませんでした。
飲食の仕事に就いてからは、通勤はカジュアルで就業時間中は制服を着用しています。
それと、大企業勤務時代にあまり慣れなかったのは、肩書の高い人の前では必要以上に気を使い、ペコペコしなければならなかったことです。
言い方は悪いですが、上司からそれほど重要でもなさそうな資料作りを頼まれると、内心「こんな資料なんか作っても役に立たないのになぁ」などと不遜なことを思いつつ、でも結局は上司命に従って業務を遂行する自分が嫌でした。
当時から願望としてあったのは、上司と部下の関係であっても、いくら肩書が高い相手であっても、気軽なコミュニケーションができて自分が納得できるかたちで仕事ができればいいなということでした。
これらは、私の中に長い間ずっとあった違和感でした。
そして、50代の今、私の仕事はとえいば、勤務先までは自宅から徒歩片道10分、通勤はカジュアルで就業時間中は制服着用、直属の上司との会話はざっくばらんな感じ。
ある意味私の望んでいた通りになっているので、今はいろんなことにあまり違和感を感じません。
かつて自分の中にあった違和感が今の生き方に大きく影響を与えているのでしょう。
かつての違和感を大事にしていなければ、私はいまだに毎朝スーツとネクタイ姿で仕事に出掛け、長い通勤時間で疲れ、会社から切られないよう権力者たちの視線をいつも気にしながら日々を送っていたかもしれません。
あなたは、自分の仕事で違和感を感じていることはありますか?
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若い頃はそのスタイルで仕事をするのに憧れたものですが、いつしか窮屈さを感じるようになっていました。
これまで10数回転職を経験しましたが、あるIT企業に転職した際、服装はカジュアルが認められていた仕事に就いたので気分が楽でした。
その時気付いたのは、私にはスーツとネクタイが当たり前の仕事は向いていないということでした。
作業着なら全然問題ありませんでした。
飲食の仕事に就いてからは、通勤はカジュアルで就業時間中は制服を着用しています。
それと、大企業勤務時代にあまり慣れなかったのは、肩書の高い人の前では必要以上に気を使い、ペコペコしなければならなかったことです。
言い方は悪いですが、上司からそれほど重要でもなさそうな資料作りを頼まれると、内心「こんな資料なんか作っても役に立たないのになぁ」などと不遜なことを思いつつ、でも結局は上司命に従って業務を遂行する自分が嫌でした。
当時から願望としてあったのは、上司と部下の関係であっても、いくら肩書が高い相手であっても、気軽なコミュニケーションができて自分が納得できるかたちで仕事ができればいいなということでした。
これらは、私の中に長い間ずっとあった違和感でした。
そして、50代の今、私の仕事はとえいば、勤務先までは自宅から徒歩片道10分、通勤はカジュアルで就業時間中は制服着用、直属の上司との会話はざっくばらんな感じ。
ある意味私の望んでいた通りになっているので、今はいろんなことにあまり違和感を感じません。
かつて自分の中にあった違和感が今の生き方に大きく影響を与えているのでしょう。
かつての違和感を大事にしていなければ、私はいまだに毎朝スーツとネクタイ姿で仕事に出掛け、長い通勤時間で疲れ、会社から切られないよう権力者たちの視線をいつも気にしながら日々を送っていたかもしれません。
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yoron at 21:57│Comments(0)│仕事人の叫び