仕事も大事だけど、自分が生き生きできる生き方を見つけることはもっと大事相手を利用したいだけの人とは距離を置いて付き合え

2022年06月17日

組織と個人はお互いに利用し合う関係、組織人はそれを理解しておくべし

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(組織に裏切られた、、、失望したあなたのほうに思い違いがあったのでは?)
かつて、ある中小企業に転職した際、その会社の社長は、面接で「ぜひ当社に入社してあなたの力を貸して欲しい!」と熱っぽく話してくれました。
ところが、入社してしばらくすると、私の提案やら報告が気に入らなかったのか、厳しく叱責されたり、時には、「こんな仕事じ給料に見合わないね(給料泥棒だと言いたかったのでしょう)」と皮肉を言われたこともありました。
そして、入社時に約束した年収は年を追うごとに減らされていきました。
要するに、会社側としては、優秀な人材は欲しい、かといって他の社員もいる中で特別扱いするのはバランスが良くないし社内の人間関係を悪くしかねないと考え、採用時だけいいことを言いながら、一旦採用してしまった後は他の社員同様の扱いをするということだったわけです。

採用された側からすると、何だか騙されたような気がするでしょうが、よく考えてみれば、利益追求が目的の会社、利害が絡む組織の運営において、これは何も不思議なことではないかもしれません。
つまり、組織はそこで働く人を利用して利益を上げていくのです。
その際に、社員のモチベーションを上げるようないろんな手段を講じて利益を上げるのか、あるいは、トップダウンで社員を厳しく叱りつけながら命令に従わせて利益を上げるのか、それはその組織次第ということになります。
組織は絶対こうあらねばならないというスタイルはなく、100の組織があれば運営においては100通りのスタイルがあるというのが現実でしょう。
もちろん、似ている部分があるというのはあるでしょうけども。
私ね、思うんです、組織と個人はお互いに利用し合う関係なんだと。
一組織人の立場からいえば、それをよく理解した上で仕事をすれば悩み事は減るのではないかと思います。

私はこれまで何度も転職し(10数回)いろんな組織に属してきたので、一つひとつの組織にはそれほど思い入れはなく(思い出はそれぞれにありますが)、組織で働く際には「この組織ではこういうものを得よう」という意識でいます。
新卒で最初に入った会社で働いていた頃は、「うちの会社は」という表現をよく使っていましたが、今は「この(今の)会社は」という言い方をすることが多いですね。
上司から、「会社の業績が悪くなったら給料を減らされるかもしれませんよ」だの、「働きが悪かったら雇用契約を打ち切られる可能性もありますよ」みたいな半ば脅し文句を言われることもありますが、まったく気になりませんし、逆に組織ならそれは当然のことだと思っています。
私の強みの一つは、これまでの仕事人経験からこういう覚悟が身についていることかもしれません。
あなたは、組織と個人はお互いに利用し合う関係という認識を持っていますか?

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yoron at 13:52│Comments(0)仕事人の叫び 

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