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2022年05月27日

不平不満を口にする人の心理

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(他人、相手の心理を知るって大事なことですよね)
仕事の現場に身を置いていると、実にたくさんの人たちから仕事上の不平不満を聞かされます。
かくいう私自身もよく不平不満を口にします。
で、その時のその人の心理というのはこうなんだろうなと思います。
「私の言っていること、間違っていないでしょ!、だのに、、、」
そして、その人が自分の不平不満を口にした時に、目の前の相手に期待するのは、ただただ自分に共感してくれることだけです。
「うんうん、お前の言っていることは正しいよ。お前も苦労しているんだなぁ」、「お前の(言う)ことを理解しない相手が悪いんだ」、ってな反応をしてほしいんです。

そういう心理の相手に、「何言ってんだよ、間違っている(悪い)のはお前のほうだよ!」と言い返してしまっては、それが例え正しくても相手は喜びません。
いや、もし、お互いの関係がかなり深いものであり、本当の意味で友情があるのであれば、耳障りの悪いことを言ってくれる相手に対しては逆にありがたく感じるかもしれません。
しかし、仕事の現場の人間関係というのは、ベースにあるのは利害関係なので、そこまで相手を信頼するのは難しいものです。
このあたりが仕事上の人間関係の難しいところですね。


私は、他人から不平不満を聞かされた時は、共感するふりをしながら聞き流すようにしています。
そもそも、不平不満を口にする人は、それを自分で解決するための行動をするわけではなく、心のどこかで誰かが自分の不平不満をまともに受け止めてその解決のために動いてくれないかな、という淡い期待をしていたりするものです。
私は、今は違いますが、以前(40代まで)はかなり酒飲みだったので、仕事帰りになどに気の合う同僚たちと飲みに行っては、お互いに会社、仕事に対する不平不満を吐きまくっていました。
こういうのって勤め人の世界ではよくありがちな光景ですよね。

仕事人は聖人君主じゃないんだから、また、ビジネスの世界は理不尽なことが往々にしてあるので、誰でも不平不満を口にすることはあります。
私はね、不平不満を口にしないで心の内に貯めておくのは不健全だと思っているんです。
心をもやもやした状態にしておくよりは、不平不満を外に出すことにより多少なりともそのもやもや感を解消したほうがいいと思うんです。
ただ、それを誰かの前で一旦口にすると、相手は共感するふりをしながら、内心では「何言ってんだこいつ、間違っている(悪い)のはお前のほうだろうが」と思っている可能性があることは知っておいたほうがいいでしょう。
利害が絡み合っている仕事人の世界、仕事の現場、人間の心理というやつを勉強しておくといいかもですね。

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yoron at 23:30│Comments(0)仕事人の叫び 

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