ロシア・ウクライナ全面戦争の行方、私が予想していること内実を知っていると世の中の見方が変わる、これほんと

2022年05月08日

思いは、形にして行動して成果を出してこそ意味がある

農道一本道
(あなたの思い、仕事人なら、ぜひそれを成果まで導いていってほしいと思います)
人は、息詰まったり、強いストレスを感じると、その解決を求めて、心が癒されるスピリチュアル的な物事に惹かれたり、掴みどころのない(具体的な成果が見えない)ふわふわした理論にすがりたがる傾向があります。
私は学生時代に小説をよく読み、大学時代を含め若い頃は心理学とか哲学などの分野に興味を持って関連本をよく読んでいたので、自分自身がそういう人間でした。
こういう人間にありがちなのは、例えば、周囲に自分を理解してくれる人がほとんどいなかったり(まったくいなかったり)、あるいは仕事や自分が取り組んでいることに対する周囲の評価が低いと、他の人は自分の能力や良さを見抜く力がないとか、自分が考えていることは可能性があるので目の前のこと以外でそれを生かせる道を探そうと思ってしまうことです。

それ自体は本人の自由なので何の問題もありません。
ただ、仕事人としてみた場合、極端な話、仕事人は仕事を通して成果を出してこそ存在の意義があるので、いくらどんな思いを持っていようが、それを形にできず、行動に結び付かず、成果として周囲や受け手側に評価してもらえなければ意味がありません。
成果を出せず口だけの人は社内評論家と皮肉を込めて呼ばれたり、実際に役立たない企画や提案などは机上の空論と一蹴されてしまうことがありますが、思いの世界だけにとどまっているかぎり仕事人として評価されることはないでしょう。
もし、スピリチュアル的な物事やふわふわした理論を自分が考案して、それを形にして周囲の人やそれ以上に多くの人に影響を与えることで、それをビジネスとして成功させることができれば、その人は仕事人として評価されたことになり、その人の行為は意味を持ったことになります。


もっとわかりやすい言い方をすれば、例えば、私は“人は幸せになるべきだし、それを実現できる仕事に就き、自分も幸せになると同時に他人ともそれを分かち合いたい”という考えを日頃から持っています。
この考えは他の人も持っているかもしれないし、口にすれば共感してくれる人もいるかもしれません。
だけど、お互い、お茶飲み話としてそこで止まっていては、心の中にもやもやを感じながら、目の前の仕事は違うとか、仕事の嫌な面だけを見てただ嘆くことになってしまいかねません。
かつては私もそんな感じだったのですが、ある時、大きな決断をして、仕事を変えてみました。
それが現在就いている飲食の仕事です。
飲食の仕事というのは労働環境は厳しいし(ブラックな職場も多い)、賃金等労働条件も悪いのが一般的です。
離職者がとても多い業界でもあります。
私もこの仕事に就いて何年かはきつくて、嫌な面ばかりに目が向き、よく逃げ場を探していました。

ところが、不思議なもので、自分が作って出した料理に対し、お客さんから「これ、美味しいね!」といったような一言が聞けたり、食べた後に「ごちそうさまでした」と声を掛けられると、自然に自分の心が喜び、この仕事はまさしく関わった人全員が幸せになれるいい仕事だなとつくづく思えるようになりました。
飲食の仕事は古くからある仕事であり、技術の進歩で変わってきている部分もあるとはいえ、“料理を作る・食べる”という本質的なところは何も変わっていません。
つまり、冒頭で、人は、息詰まったり、強いストレスを感じると、心が癒されるスピリチュアル的な物事に惹かれたり、掴みどころのないふわふわした理論にすがりたがる傾向があると言いましたが、それは何も新しい仕事を創造しなくても、以前からある仕事でも自分の考え方や取り組む姿勢次第で実現できるということなのです。
それに、以前からある仕事は既に成果を出せる仕組みができているので、それに工夫(アイデア)を付け加えることでさらなる付加価値を生み出せる可能性もあるのです。

私は現在57歳ですが、私の周囲には既に現役の仕事人をやめ無職暮らしをしている人がそこそこいます。
そういう人たちの中には、ネットを使って、暇にまかせ、世の出来事に自分なりにもの申したいということで意見を投稿したり、自分の存在を誰かに認めてもらいたくて日常生活の出来事のあれこれを頻繁に投稿している人たちがいます。
そういう人たちは既に仕事の現場を離れており、誰かに迷惑をかけるわけでもないし(一緒に仕事をしている他の人の負担になるわけではないし)、何かしらの生きがいを見出したくてやっているのでしょうから自由奔放でいいと思います。
ただし、現役の仕事人ならばそうはいきません。
やはり、仕事人は、思いがあるなら、それを形にし、行動し、成果を出す仕事をしなければなりません。
そう考えると、どんな仕事に就いていようと、まずは目の前の仕事に自分なりに意義を見出し(どうしても見出すことができなければ仕事を変え)、成果を出すべく努める(頑張る)、それが大事なんじゃないかと思うわけです。

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yoron at 07:05│Comments(0)仕事人の叫び 

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