中高年ほど、若者以上にノウハウ・スキル習得に励め仕事は食わず嫌いになるな、自信を持てれば好きになることもある

2022年04月30日

他人の仕事(業界)のことをとやかく言う前にやるべきこと

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(他人事だから好き勝手なことを言いっ放しにしていませんか?)
巷では、知床観光船事故のニュースが大きく取り上げられ、事後的にいろいろな問題が取り上げられています。
まずはともあれ、同事故でお亡くなりになった方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
こういう事故が起きる度に思うことは、原因をしっかり究明し、対策を中途半端なもので終わらせず、今後同様の事故が起きないようにしてほしいということです。
そして、同時に強く思うことがあります。
当事者でない人たちは、あれこれ好き勝手なことを言いますけれど、仕事人なら、こういう出来事を教訓として、自分の仕事や自分が関わっている組織等に問題がないか、あればその解決のための努力をしているかしっかり考え、行動を起こしてほしいということです。

私はこれまで10数回の転職をし、いろんな業界、組織、仕事を経験してきましたが、ずばり言って、どこにも問題があります。
そして、その問題が放置されたままで誰も本気でその問題解決に取り組んでいない状況もあったりします。
例えば、私が身を置く飲食業界においては、私はいくつもの職場を渡り歩いてきましたが、仕事を覚えるのにマニュアルの類の資料を見たことがほとんどありません。
ある会社では、私が自主的に作成して提出した資料を上司が見て、「こんな資料を作ったのはお前が初めてだ!」と驚かれたことがあります。
私にとっては、製造業勤務時代に日常的にやっていたことなので当たり前の感覚だったんですけどね。


安全に関する言葉で、“ヒヤリハット”というのがあります。
この言葉を知っている仕事人は多いでしょう。
重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例はいくつもあり、文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりする」ということです。
日常生活において、多くの人が「危なかったー!」と感じた経験をけっこうしているのではないでしょうか。
実はその時の出来事をそのままスルーしていたりすると、それがいつか本当に事故につながったりするものなのです。
こういうのはどんな仕事をしていても共通する事柄です。

今回の知床観光船事故の背景として、経営合理化によるベテランス船長のリストラとそれに伴う未熟な船長の現場投入といったことも指摘されていますが、こういうのなんかどこの業界にもあることです。
これが問題だというなら企業は経営の合理化なんかできないし、業績不振になって死を待つしかありません。
じゃ、そうならないための仕組み構築が必要といったところで、そのためにはそれをしっかり作れる人が必要で簡単にできるものではありません。
だからこそ、全社あげての努力が大事なのであり、一人ひとりの仕事人の叡知を結集する必要があるのです。
そう考えると、他人の仕事(業界)のことをとやかく言う前にやるべきことはおのずとわかるはずです。

まずは、自分の仕事、自分が所属する組織、そこからしっかりするようにすることです。
ぶっちゃけ、私が現在関わっている仕事は、私だけがやっている(知っている)仕事というのがいくつかあり、私に何かあると生産性が落ちたり、誰もやらなくなる恐れがあるものもあります。
それは私がいなくなってもある期間は問題にならないかもしれませんが、いつかは、あるいは何かをきっかけに問題に発展しかねない状況にあります。
そうならないためにできる範囲内で私なりに努力はしていますが、それにも限界はあります。
ただ、仕事人の一人として心掛けていることは、世の中で企業・組織絡みのいろんな事件や事故が起きた時は、それらから自分の仕事上で生かせることは何かないかと気にかけていることです。
繰り返しになりますが、仕事人ならば、他人の仕事(業界)のことをとやかく言う前に、自分の仕事を通してやるべきことはしっかりやりましょうということであります。

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yoron at 06:12│Comments(0)

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