ビジネス目的なら、ただつながるだけの人間関係は無意味だ他人の仕事(業界)のことをとやかく言う前にやるべきこと

2022年04月29日

中高年ほど、若者以上にノウハウ・スキル習得に励め

鯵の三枚おろし
(中高年の皆さん、若者に負けないよう頑張ろうではありませんか!)
同じ仕事に長年携わりその仕事でベテランと周囲からも言われるぐらいになると、本人は「私は仕事ができる」、「私はこの仕事のプロだ」と慢心したり、仕事上のノウハウやスキルをそれ以上習得しようとしないで過去の経験に頼って仕事をすることが多くなりがちです。
私は、中高年の仕事人にとってこの姿勢はとても危険だと思っています。
業界やその仕事(職種)のことをまったく知らない人から見れば、他人の仕事がすごく見えることもあるかもしれませんが、同じ業界の人や同じ仕事の経験者から見れば全然大したことない、それどころか時代遅れの仕事のし方にしか見えないなんてことは往々にしてあるものです。

例えば、私が身を置く飲食業界では、古い感覚でいえば、いまだに包丁の使い方がうまい人が仕事ができる人みたいな見方をされる風潮があります。
華麗な包丁の技で見栄えのいい料理を作って見せる、これができてこそ一流の料理人だと。
しかし、一流のプロスポーツ選手が監督やコーチ役がこなせるとはかぎらないように、一流の料理人がスタッフを抱えた場合に指導教育ができなかったり、お店などの経営者に向かないという現実は多々あります。
なぜそうなるのかといえば、包丁の技を磨いた後に、他人を指導教育する力や経営に関する勉強をするなど、自分が持っていないノウハウやスキルの習得を怠っているからです。


私は現在飲食の仕事に就いていますが、実はこの仕事に就いたのは50歳を目前にした頃でした。
それ以前はまったく違う業界に身を置き、主に事務系の仕事をしていました。
長年仕事で使っていたツールはPCやOA機器だったのに、それがいきなり包丁や調理器具に変わったのだからまったく畑違いの世界に飛び込んだわけです。
仕事に不慣れなのは言うまでもなく、業界慣習も知らないのですから戸惑いの日々でした。
ただ、そういう状況だったがゆえに、「なるべく早く仕事ができるようになるため、苦労覚悟で新しいノウハウ・スキル習得に努めよう!」という気持ちがありました。
そのためにどうしたかというと、同業界経験の長い人のようなやり方はできないので、短期間でいろんな仕事(仕事先)を経験し、その経験を通してより多くのノウハウやスキルを習得するというやり方をしました。

具体的にいえば、飲食の仕事の経験年数は8年になりますが、この間に仕事先は10社経験しています。
社員食堂→日本料理店→高級居酒屋→学校給食→焼鳥屋→ホルモン焼屋→日本料理店→建設現場調理→学生寮食堂→学生専用マンション食堂(現在)。
こういう経験を通していろいろなノウハウやスキルを身につけたおかげで多くの仕事がこなせ、こう言っては何ですが現職場の責任者からはかなり頼りにされています。
結局、仕事の現場では、“仕事ができるかできないかがすべて”、なんですよね。
中高年になって仕事ができないというのは、雇用者(会社、組織)側からすれば負担でしかありません。
長年採用の仕事に関わった経験でいうと、未経験の中高年者と若者が応募してきたら、採用確率の高いのは圧倒的に後者だし、経験者の中高年者であっても自社の社風に合わないと面接官が判断すれば未経験者の若者のほうを採用します。

要するに、世間はそれだけ中高年の仕事人に対しては厳しい見方をするということです。
だからこそ、中高年者は意識して若者以上に仕事に必要なノウハウ・スキル習得に励まなければならないのです。
これは実はなかなか難しいんです。
それはなぜかといえば、現在57歳の私がつくづく感じていることでもありますが、人間は、歳をとるに従いふつうは体力、気力、記憶力等いろんな力が衰えていき、なおかつ健康上の問題も出てきやすいからです。
とはいえ、現役仕事人としては頑張るしかないわけで、そのために、ノウハウ・スキル習得によって自分の付加価値を高めるしかないということです。

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yoron at 06:28│Comments(0)仕事人の叫び 

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