できる仕事人というのは、環境に対応できる人のことだ企業(組織)というのは、きったねぇことやるんだぜ

2022年04月22日

忖度(そんたく)の何が悪い!、能力の一つじゃないか

『神社人』設立記念パーティ3(宴会風景)
(自分の頭でしっかり考えていますか?)
忖度(そんたく):他人の気持をおしはかること。
政治の世界で問題が起きた際、権力者への忖度で関係者が悪事を働いたのだというメディアの論調から有名になった言葉ですが、言葉の意味をそのまま理解すれば何も悪いことではないということがわかります。
組織人であれば日々の仕事の中で誰だってやっていることでしょうし、誰かとの人間関係を築く上で、相手に好印象を持ってもらいたいと思えば多くの人は自然な行為としてやるでしょう。
問題は、忖度して悪事を働くことであって、忖度すること自体には何も問題ないのです。
逆に、的確に忖度できる能力を持った人はすごい人だと思います。

忖度ではありませんが、かつて、日本の組織の特徴である“根回し”が組織効率化の上で弊害になっているみたいな論調がありましたが、海外で長く仕事をした経験を持つ知人に話を聞いたところ、根回しは何も日本だけの特徴ではなく海外でもやっているということでした。
だからね、一時的に流行る言葉に踊らされないで、常に、本質的な部分、事実関係を自分でしっかり考え、調べることが大事なんです。
組織人の世界でいえば、例えば、長い付き合いを続けなければならない上司と部下の関係においては、付き合いが深まれば深まるほど部下は上司に忖度するようになるのは極めて自然で、出世欲のある人や思う存分仕事をしたい人は忖度の能力に磨きをかけるよう努めます。


私はこれまで10数回転職をしいろんな会社、組織で仕事をしてきましたが、早く新しい環境に慣れ、早く自分の力を発揮するために、常に直属の上司に対する忖度には気を使ってきました。
『魚心あれば水心』(意味:相手が好意を示せば、自分も相手に好意を示す気になる)ということわざがありますが、これは、違う言い方をすれば、こちらが相手に好意を示せば、相手だってこちらに好意を示してくれる可能性があるということでもあります。
そう考えれば、忖度しながら仕事をするのは当たり前ではないですか。
上司が部下に対し、「私への忖度なんてしなくていいから自分の仕事をちゃんとやれ!」と言っても、部下のほうは、そういう上司の性格や言動をしっかり観察し、どうやったら目の前の上司とうまくやっていけるか忖度しながら仕事をするのです。

メディアは、自分たちが発信するニュースや情報に注目してもらうために、本当は複雑なものを単純化したり、インパクトのある言葉を使いがちです。
自分の頭で考える力がない人ほど、わかりやすい表現が目の前にあるとつい鵜呑みにしてしまう傾向があります。
考える力のある人なら、冒頭で言った“忖度”は、何も悪いことではなく、自分自身を含め多くの人が日頃からやっていることだと気付き、誇張して書かれたメディアの記事など信じないでしょう。
繰り返しになりますが、仕事人なら、本質的な部分、事実関係を自分でしっかり考え、調べる習慣を身につけたいものですね。

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yoron at 11:52│Comments(0)仕事人の叫び 

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