なぜ、“失敗”は仕事人を成長させるのか仕事の引き出しを増やすには、そのための努力をせよ

2022年02月03日

仕事ができない人はなぜそうなってしまうのか

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(あなたの周囲にいる仕事ができない人は本当に能力が低い人ですか?)
仕事ができる人と仕事ができない人の違いは能力差にあるといってしまえばそうなのかもしれませんが、世の中には、本当は(能力的に)できる仕事人になれるはずなのに、その人の姿勢や思い込みで、できない仕事人の烙印を押されてしまう気の毒な人もいます。
身近な例をあげれば、現在の職場の同僚の一人がそうです。
まだ新人に近い立場なので一度や二度の失敗ぐらいでめげる必要はないと思うのですが(とこちらは思っている)、失敗が怖いのか、自分が失敗した仕事には関わりたがりません。
また、慣れればそれほど難しくもない仕事(とこちらは思っている)を依頼しようとすると、「私の能力ではとてもできそうにありません」と拒絶します。

そういうことが日常で多いと、こちらはその人へ仕事を依頼しなくなります。
多少自分に負荷がかかっても、自分でやったほうが早いし確実に成果が出せると思えば自分でやってしまいます。
それは、逆に言えば、相手は新しい仕事を覚える(新しいノウハウやスキルを身につける=自分の付加価値を高める)チャンスを逃しているということです。
こちらは、相手を観察していて「この人の能力だったらこの仕事はできそうだ」と思ったから依頼したのであり、それを相手から拒絶されたら失望するだけです。
そうなってしまうと、その人は誰かに与えられる狭い領域の仕事しかできないことになり、残念ながら、他人から見れば仕事ができないタイプの人間になってしまいます。

何を隠そう、私も若い頃はそんなタイプでした。
恥ずかしながら、50代の今頃になって、失敗してもめげずにどんどん挑戦し、難しそうな仕事でも依頼されたらとりあえず受けてみようと思っている次第です。
そのように意識を変えると、不思議とどんどん仕事が舞い込んできたんですよね。
そして、ありがたいことに、上司からは上司自身が持っているいろんなノウハウやスキルを伝授してもらっています。
ある意味、仕事人としては好循環です。
仕事人にとって、レベルはともかくとして、仕事ができるようになるのは実に嬉しいもので、また、仕事ができる人として上司や周囲から期待されるのは名誉なことです。
精神論的かもしれませんが、能力が低くない人でも、繰り返しになりますが、その人の姿勢や思い込みで仕事ができない人間になってしまう(と見られてしまう)ことってあるんですよね。

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yoron at 21:38│Comments(0)仕事人の叫び 

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