経営者は“利益”が好き。本来、すべての仕事人がそうあるべきだよね。仕事ができない人はなぜそうなってしまうのか

2022年02月01日

なぜ、“失敗”は仕事人を成長させるのか

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(失敗を恐れて何もしないのが一番いけないことです!)
かつて、失敗学がブームになったことがありましたが、私自身、これまでの仕事人人生において数々の失敗を経験しました。
それで不利益を被ったことはありましたが、今振り返ってみると、それらの失敗を通じて逆に仕事人としてより一層成長できたような気がします。
なぜ成長したのかといえば、失敗すると、なぜ失敗したのか自分でその理由、原因を見つけようとするし、そしてそれが見つかれば同じ失敗をしないように注意深くなるし、また同じ失敗をした時の対処法(解決法)が身についたからです。
特に後者の対処法(解決法)が身につくというのは仕事人としては武器になります。

以前の記事で、現在の職場(食堂の厨房)では、私以外のスタッフ(パート同僚のおばさんたち)は仕事で使う機器類を分解して掃除するというのを一切しないということを書きました。
それらの機器の取扱説明書には掃除のし方が載っていて、必ず定期的にそれを行うように書かれているにも関わらず。
なぜ私以外の人はそれをやらないのかといえば、それ自体が難しい作業のように感じていたり、また、分解して元に戻せなくなったり、機器の動作に不具合が生じることを極度に恐れているからです。
結局、手を出さなければ怒られたり、責任を追及されるなど痛い目に遭わなくてすむということなのでしょう。


しかし、上記のような考え方を持っている私は、自ら積極的に手を出すようにしています。
冒頭でも言ったように、例え失敗してもそれを通して知恵やノウハウが身につくことをわかっているからです。
そうなれば上司からの信頼も厚くなります。
事実、そういうの(機器類の分解清掃)が対応できるようになったら、他の仕事でも何かとお願いされることが多くなり、ますます仕事が多忙になってきました(笑)。
不思議なもので、一つの仕事をやらせてみてそれでいい成果を出した人は他の仕事も期待されるようになるもんなんですね。
失敗を契機として成長を感じたことのある人ならわかると思いますが、いい成果を出すにあたっては、その前にいろんな試行錯誤の結果の失敗も経験しておく必要があるんですよね。
だって、いきなりいい成果なんて出せっこないですからね。

実は、世の中で優良企業といわれるような企業というのは、社員が失敗することを大いに推奨しているものです。
失敗大賞という表彰制度があったりなんかして。
そういう企業は、社員たちの失敗がその社員を大きく成長させ、その結果企業も大きく成長できることを過去の経験からよくわかっているんです。
私は50歳を目前にしたところで大胆なキャリアチェンジをしてまったく未経験の仕事に就いたのですが、それゆえ何度も何度も失敗をしました。
失敗して迷惑をかけた人もいたのでそれは反省すべきことではあるものの、私自身はその失敗の積み重ねのおかげで今の自分があると思っています。
いい言い方をすれば、失敗は(積極的な)挑戦(行動)の結果だともいえます。
さて、あなたは最近何か失敗しましたか?

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yoron at 21:19│Comments(0)仕事人の叫び 

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