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2022年01月25日

ビジネス書の読み過ぎに注意!、情報やノウハウを得る方法はいろいろある

自宅の机
(ビジネス書はお好きですか?、たまには書を捨て街に出よう)
若い頃はよくビジネス書を読んでいました。
ビジネス書を読むといろんな情報が得られ、たくさんのノウハウが(知識的に)身につき、何か自分が賢い人間になったような気がしたものです。
ただ、今振り返ってみると、それらに書かれていたものは、ほとんどの場合、情報やノウハウを得る方法が正攻法だったように思います。
ロジカルシンキング(論理的思考)が好きな人からみれば、受け入れやすいやり方だったのかなと。
正攻法で得た情報やノウハウは、いろんな資料を作成したり、社内会議等で議論を戦わせる時には使えるものでしょう。

しかし、あなたの仕事人人生を通して、あなたが得た情報やノウハウはどうやって得たのか思い出してみて下さい。
おそらく、正攻法で得たものだけではなく、いや、むしろ、非正攻法で得たものが多かったのではないでしょうか。
私自身の経験で話せば、例えば、こんなことがありました。
若い頃、夜遅い時間帯にたった一人だけ居残って残業していると、どこからともなく近づいてきた人がいました。
見れば、隣の部署のやり手の同僚で、相手が掛けてきた「遅くまで頑張っているね、何の仕事やっているんだい?」という何気ない一言から雑談が始まり、いつしか、二人の間で会社の問題や経営の話題までネタが広がりました。
そして、その間に自分が知らかなかった情報をたくさん得た、といったようなこと。


雑談といえば、かつて勤めた会社で、就業時間中に他部署に来て見知った顔の人に声を掛けて雑談をする人をよく見かけました。
そういう人というのは、暇を持て余して遊びに来た風を装いながら、実は他部署がやっていることを知るという情報収集活動をやっていたんですよね。
考えてみれば、情報は早く入手できるに越したことはないわけで、他部署から公式な情報が発信される前に一早く関連情報を掴んでいれば自分の行動も取りやすいでしょう。
かつて、経営企画の仕事をしていた時、私のところにもいろんな部署の人たちがよくやってきたものです。
現場の人たちにしてみれば、会社側がどういう方針を打ち出し、現場にどういう指示を出してくるのか予め知って対策を練っておきたかったのでしょうね。

煙草を吸う人が喫煙所に集まってそこで情報交換を行ったり、トイレで立ちションしながらちょっとした情報交換をしたりと、非公式な場ではあってもそこで案外重要な情報が得られたりするものです。
私の同僚の中には、自分はまったくお酒が飲めない下戸なのに、飲み会の企画があると毎回参加する人がいましたが、そういう場では重要な情報が飛び交うということを知っていたからでしょうね。
酒が入らない分、冷静な頭で酔っ払った人たちがぶちまける重要な情報をしっかり収集できたかもしれません。
こういう類の情報収集術というのは、ビジネス書ばかり読んでいては身につかないものです。
へたすりゃ、酒の場に参加するのはたんなる時間の無駄だから、極力避けて勉強等自己投資のために時間を使ったほうがいいと勧めるビジネス書もあるほどです。

まぁ、いろんな経験をしながら思うのは、ビジネス書をたくさん読んで情報やノウハウを得ることはそれはそれで有益ではありますが、一方で、それだけが唯一の情報やノウハウを得る方法ではないということを知っておくことは大事、だということですかね。
それ以外の方法として上記に例を紹介しましたが、きっとあなたも自分なりの方法があるのではありませんか?

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yoron at 14:54│Comments(0)仕事人の叫び 

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