目の前に選択肢があったら、現実的、確実なほうを選べ誰にでもできること、できないことがある。ただ、他人の仕事のやり方から学ぶのは大事なことだ

2022年01月03日

時代の流れに無理についていく必要はないが、時代の流れは知っておくべし

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(年とともに時代の変化についていけない自分に気付きつつ、、、)
子供の頃、元旦の楽しみはいろいろありましたが、その中の一つに友人たちからの年賀状というのがありました。
当時は、皆んが手書きで自作の絵を付けていたりなんかして味わい深いものがありました。
こちらも何時間もかけて一生懸命書いたものでした。
時が経つにつれ、文面や絵(写真)が同時印刷した定型のものになり、脇に一言手書きしたようなものが主流になりました。
中には手書き文字が見られないものも増えました。
また、かつてはたくさんの年賀状をやりとりすることに意義を感じ、たくさんの年賀状を受け取ると自分の人脈の広さを誇らしく感じたものです。

しかし、さらに時が経つにつれ、インターネットが普及し始めると、紙のハガキや手紙でのやりとりがネットに置き換わるようになりました。
考えてみれば当然の流れです。
コストも労力も激減するわけですから。
しかも、以前は一人ひとりのメールアドレス宛に発信した年賀メールは、SNSの普及でそれすら面倒になり、今は多くの人がSNS上で新年の挨拶を行い、つながっている人がそれに対する返信挨拶コメントをすることでおしまいです。
もっと手抜きのスタイルは、相手の新年の挨拶の投稿に「いいね!」ボタンを押すことで返信の挨拶に代えることです。
それでも、誰も失礼とは思わないし多くの人が同様のことをしています。


ちなみに、私は数年前から紙の年賀状を出さないようにしましたが、その結果、ほとんどの友人・知人からも年賀状が届かなくなりました。
今年の元旦に受け取った紙の年賀状は友人からの2通と、郵政省からの定型年賀状の1通でした。
おそらく、今後紙の年賀状はどんどんなくなっていくものと予想されます。
考えてみれば、今の年賀状スタイルは、年始の挨拶回りの代わりに登場してきたものです。
その便利さに気付いた多くの人はその後この手段を積極的に利用するようになり、それがその後の発達につながったのです。
手段というのはより便利なもの、合理的なものが登場すれば置き換わっていくものだし、それが時代の流れというものです。

私が新卒で社会人デビューをはたした当時、通勤電車内の乗客は、特に朝は新聞を読んでいたり、本を読んでいる人がたくさんいました。
それがどうですか今は。
ほとんどの人は自分のスマホを眺めています。
それぞれが何をしているのかまったくわかりません。
街中を歩いていても、お店に入ってもスマホをいじっている人が圧倒的多数です。
私の現在の仕事先である学生マンションの食堂には、壁に大型液晶TVが設置され営業中はずっと何かの番組が放映され続けているのですが、ほぼ100%の学生がTVを見ません。
音声が流れているので時々チラ見をすることはありますが、すぐに自分のスマホの画面に視線を移します。

私自身、かなり前に新聞の購読をやめ、TVの受像機も捨てました。
今は必要な情報や映像はネットで閲覧できるので何の不便も感じません。
さらにいえば、かつてはあんなに買って読んでいた本(紙)でさえ、今はまったくと言っていいほど買わないし読みもしません。
その代わり、ネットで書かれたものはかなり読んでいます。
手書きする機会もほとんどありませんが、このブログを始め文章は電子的手段でかなり書いています。
最近は、コンビニを始めいろんなお店でIT対応(セルフ)になっているサービスをよく見かけます。
スーパーでのセルフレジコーナーも増えてきました。
ネット、スマホ、その他諸々、時代の流れですね。

私も年齢が還暦に近づき、次第に最新のトレンドや技術にはついていきづらくなっています。
今の心境としては、時代の流れに無理についていこうとは思わないけど、時代の流れで変化していることには気付きたいといったところでしょうか。
時代の流れといえば、長い間固定電話しか通信手段を持っていなかった弟が、昨年末にとうとうスマホを購入したのは驚きでした。
周囲で必要性を散々説いても頑なな態度だったのに、、、
おそらく、本人の中に「さすがにこれはもう持つしかない」というきっかけがあったのかもしれません。
ちなみに、弟は学校卒業後ずっとフリーターで、他人とあまり交流しない生き方を続けてきたので、携帯を持たなくても何ら不便さを感じなかったのでしょう。
あなたは、身近なところでどんな時代の流れを感じますか?

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yoron at 07:48│Comments(0)世の中を斬る! 

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