自分にない能力や経験を持った人と積極的に付き合え、とても勉強になるから!2021年を振り返る、今年は昨年よりは良い1年だった

2021年12月05日

やりがいや面白さを感じる仕事と収入が反比例であることは多い

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(あなたは、今の仕事にやりがいや面白さを感じていますか?)
私が飲食の仕事に就いてから約7年ほど経ちましたが、仕事の現場では大変なことは多いものの、いつしかやりがいや面白さを感じることができるようになっています。
それはもともと食べることが好きだったのと、本格的に料理を作る勉強を始めたため、仕事で身につけることのすべてが自分の料理作りに生かせることの喜びを感じているからでしょう。
意を決してまったく畑違いの仕事に飛び込んだ時は、毎日が辛く、ブラックな職場も経験したので辞めることを考えることも多かったのですが、今は逆に続けてきてよかったとつくづく思います。

ところで、あなたは、飲食業界の収入の実態をご存知でしょうか?
ぶっちゃけ、めちゃめちゃ少ないです。
一日フルタイムで働いても、年収100万円〜200万円台といった人はざらにいるでしょう。
私の現在の年収も300万円にも届きません。
私の場合は非正規労働者というのもありますが、正社員であっても雇われの立場で働いている人は低所得者がほとんどだと思います。
産業全体でみればそうなのに、この業界で働いている人の中には、なぜかこの仕事が好きという人も多いんです。
とにかく料理を作るのが好き、食べるのも好き、自分が作った料理で他人に喜んでもらえるのがとても嬉しい、だからこの仕事にやりがいを感じ、面白さを感じる、そういう人が多いということです。


今の私もそうです。
だから、収入が少なくても、収入増を求めて他業界へ転職しようとか、かつての仕事のキャリアが生かせる仕事に就きたいとは思いません。
もちろん、それは今時点での思いですけど。
かつては、毎日、パソコンの前で各種資料作りに明け暮れ、社内連絡や調整に多大の時間を使い、そんな感じのワークスタイルでしたが、それにやりがいや面白さを感じることができていたかといえば、率直なところ、あまり感じなかったとしか言えません。
ただ、収入の面でいえば、今の収入よりははるかに多かったのは事実です。
40代前半ぐらいまでは収入増を仕事選びの基準の一つにしていたからでしょう。
仕事にそれほどやりがいや面白さを感じなくても、他の業界、他の人に比べたらまぁまぁいい給料がもらえているから我慢して働こう、そんな思いだったのかもしれません。

だけど、人生の残り時間も少なくなってきている今、まったくやりがいや面白さを感じることもできないような仕事に就こうとは思いません、多少収入が良くても。
昨今は、収入や社会的地位よりも、自分の心に正直になってやりがいや面白さを感じる仕事に就く若者も増えているやに聞きますが、個人的にはいい傾向だと思っています。
かつての企業戦士で今は黄昏れ人生を歩んでいる年輩者は言うかもしれません。
「もっと収入のいい安定した仕事に就いたほうがいいぞ。そのほうが将来(老後)は安心できるぞ」と。
この考え方もわからないわけではありません。
でも、やりたくもない仕事に就いて限られている自分の人生の時間を無駄に費やすのはバカバカしいと思いませんか?
自分にとって幸せとは何かを問い詰めれば、自ずと本当の答えは導けるはずです。
我が道を行く若者に説教するのではなく、自分の生き方を今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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yoron at 06:50│Comments(0)仕事人の叫び 

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