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2021年12月01日

人生経験は仕事ができるかどうかには関係ない

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(人生経験が豊富な人は仕事もできそうに思えるが、、、)
私が現在就いている集団調理の調理補助の仕事は、私のような男性は珍しい存在で、多くは家庭の主婦が従事しています。
なぜかといえば、この職種の募集では、あなたの長年の主婦経験が生かせる仕事ですみたいなキャッチコピーがよく使われるからです。
この場合、生かせる主婦経験というのは、厨房の仕事なので、家庭で毎日やっているはずの調理だとか台所や部屋の掃除とかそいういったものがイメージされています。
つまり、主婦というのは、毎日食材を買い調理しているのだから、調理関係の基本的な事柄は既にわかっているはずだし、掃除もよくやっているから職場をきれいにするのは得意のはず、という勝手なイメージが作り上げられているのです。
そのイメージ通りであれば、たしかに主婦経験者には向いている仕事といえるかもしれません。

しかし、私がこれまでいろんな会社でこの仕事に就いてきた経験からいえば、主婦ではあってもこの仕事に向いていない人はたくさんいることがわかりました。
「えっ?、こんな基本的なこともできないの?」、「えっ?、掃除ひとつまともにできないの?」という同僚を何人も見てきました。
私のような飲食の仕事に就く前はまったく関係ない仕事に就いていた人ならばできなくてもしかたがないのに、それに近いレベルの人もいるのが現実です。
私が飲食の仕事に就いた当初のレベルはといえば、上司から「砂糖を取って来い!」と言われ、砂糖が置かれている棚のところへ行ったら、同じ容器に入った塩が隣にあったのでそれを間違えて上司に渡してしまいこっぴどく怒られるという情けないレベルでした。


上司は怒鳴りました。
「同じ色(白)で迷ったなら、中身を手に取って舐めてみればわかるだろ!、それぐらい思い付かなかったのか!」と。
そう言われれみるとたしかにそうだなと思ったものの、初心者の頃はそんなことすら思い付かなかったのです。
ただ、そんな初歩的なミスを何度もしながら多くのことを身につけてきた結果、何とかこの仕事をある程度はできるようになりました。
考えてみると、主婦だからといってすべての主婦が同じことをやっているわけではないでしょうし、同じ事柄(例えば調理とか)を同じやり方でやっているとは限りません。
私の知り合いの主婦は、包丁で調理する機会はあまりなく、それこそ便利な調理器具(機械)を駆使して調理しているようです。
掃除を外部に委託していたり、同居している自分の親がやっている主婦であれば、掃除が上手でないのはしかたがないでしょう。

私が関わっている仕事の例を挙げましたが、ここで言いたかったのは、人生経験が豊富であるということと仕事ができるかどうかは関係ないということです。
言い方は悪いかもしれませんが、誰だって年を取ればその分だけ人生経験を積んだことになり、年を取れば取るほど人生経験が豊富であると言えなくもありません。
自分よりも10歳も20歳も年長者であれば、相手が自分よりも圧倒的に人生経験が豊富に思えてしまうものです。
しかし、例え同じ仕事に就いていても、同じ仕事を経験していても、時代や環境によって仕事のやり方は変わっていくでしょうから、状況によってはかつてその分野で経験が豊富だった人が時代遅れになって仕事ができない人間になってしまう可能性だってあります。

もちろん、仕事の場面によっては、人生経験が生きることもあります。
仕事で辛いことがあった時、過去の人生において何度も辛い出来事を経験していれば、「あの時の辛さに比べたら今の辛さなんて大したことはない」と気持ちを切り替えることができるかもしれません。
まぁ、精神面ではそういったことで役立つこともあるかもしれない人生経験ですが、仕事の現場で実際に仕事を回すとなると、やはり仕事上のノウハウやスキルなどが必要になります。
「私は調理はあまりやらないのでこういう仕事はできません」だの、「私はきれい好きではないので掃除は苦手で」などと言っていられません。
仕事は仕事なのでやるしかないのです。
あなたの職場には、人生経験は豊富なのに仕事ができない人はいますか?
逆に、人生経験は少ないのに仕事ができる人はいますか?

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yoron at 13:35│Comments(0)仕事人の叫び 

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