判断力を磨くには、いろんなケースを身をもって経験することだ自由度が高いと仕事は面白いんだよね!

2021年10月09日

仕事人は、自分が身を置く世界の常識を常に疑え

国会議事堂1
(あなたの常識、それって他の世界でも常識?)
国会議員の世界では、どうやら、50代とか60代は若手に入るらしい、、、
マスコミの人たちも平気でそう報道する。
でも、よく考えてみて下さい。
あなたが会社勤めの仕事人だったとして、社内でこの世代の人たちを若手と呼ぶでしょうか。
おそらく、多くの会社は、60歳とか65歳あたりを定年とし、この世代(50〜60代)の人たちはもはや老兵的存在で第一線から離れ、「あー、私ももう終わりだなぁ」と感じている人が多いはずです。
それなのに、国会議員の間にはそういう感覚はないようです。
皮肉を込めていえば、政治家の先生方の間には自分たちの世界だけで通用する常識があるのかもしれません。

新卒で日系の大企業に就職し、以来40代半ばぐらいまでずっと会社の正社員として働いてきました。
その時は、所定の勤務時間は、午前8時〜9時が始業時間で午後5時〜6時が終了時間というのが普通、また週休二日制は当たり前でした。
だから、世の中の仕事人というのは、平日の日中働いて夜や週末は休むものというのが私の中の常識でした。
しかし、飲食業界に入ってみたら、そういうリズムで働いていない仕事人たちがたくさんいることに気付きました。
例えば、夕方から朝まで営業している飲食店で働いている人は、仕事から自宅に戻るのが午前中でそれから寝て午後起床という生活をしているのです。
また、週末の土日は稼ぎ時というお店も多いので、そういうお店は他の曜日を定休日にしているところも多く、それに週休一日というお店も珍しくありません。


私が現在就いている仕事の職場は、学生専用マンションの食堂です。
パートタイム従業員として働いているのですが、同僚のほとんどは年輩の主婦です。
こういう飲食系のパートタイム従業員は、総じてそういう人が多いですね。
こんな職場で交わされる私的な会話のネタは、かつて勤めた男性の多い職場でのそれとはまったく違います。
かつてなら、業界のビジネス系のネタを中心に、政治・経済や社会問題などのネタが多かったのに、現在は、TVのワイドショーなどでよく流れる芸能界ネタとか、日用品その他の買い物ネタとか、家族ネタとか、そんなのが多い印象です。
今ではすっかり慣れてしまいましたが、この世界に入った最初の頃は新鮮な驚きがありました。

私は10数回仕事先を変えてきているので(しかもいろんな業界を経験)、わりと視野は広いつもりではいるのですが、それでも世の中にはまだまだ私が知らない世界がたくさんあるだろうことはわかっています。
私に比べ、一度も転職経験がなく、かつ日頃からあまり動かないで自分の世界だけに閉じこもっているような人は、失礼かもしれませんが視野はむちゃくちゃ狭いでしょう。
今はネット社会なのでネットからの情報だけでもある程度視野は広げられると思いますが、それにも限界はあると思います。
やはり、リアルな実体験というのは大事ですからね。

話飛びますけど、私が現在やっているFacebookでつながりのある人は500名を超えているのですが、この人たちは私のこれまでの人生において何かの機会に付き合った人たちです。
改めて、そのつながりを見てみると、実に幅広い付き合いをしてきたことがよくわかります。
その人たちが発信している情報(投稿)を見ているだけでも勉強になります。
これも一例ではありますが、仕事人は、自分が身を置く世界の常識を常に疑っているぐらいのほうが視野が広くなり、その結果いい仕事ができるようになり、人生も豊かになるのではと思う次第です。

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ>

<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
yoron at 05:54│Comments(0)仕事人の叫び 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
判断力を磨くには、いろんなケースを身をもって経験することだ自由度が高いと仕事は面白いんだよね!