人は、苦しい、辛い時ほどきれいごとにひかれるものである50歳を過ぎてから意識している取り組んでいる二つのこと

2021年09月05日

旧態依然とした仕事のし方をしていたら衰退するのは当たり前だ

六本木ヒルズ
(おいおい、いつまで同じやり方してんだよ、時代は変わったんだぞ!)
私は、かなり前に自宅での新聞購読を辞め、TV受像機を捨てました。
なぜかといえば、日本でインターネットが始まり出したあたりから利用者としてネットに関わっていて、いつかそういったメディアは衰退していくだろうなと予想していたのと、ネットを駆使できるようになるとそういうメディアを利用しての情報入手が不要になったからです。
今ならば、きっと多くの人が同じような思いを持っているのではないでしょうか。
特に若い世代ほどそれらの必要性を感じていないでしょうね。
古いメディアがまだ完全に消滅していないのは、それに慣れ親しんだ世代が生き残っているからにすぎません。
古いメディアも遅ればせながらネットの活用に取り組んではいるものの、時遅しの感は否めませんね。

私が大学生の頃、大手新聞社は高給ということもあって学生に人気の就職先でした。
おそらく、今でも会社は社員に多額の人件費を支払っていることでしょう。
でも、もし記者がネット上から記事ネタを拾ってくることを日常の仕事にしているのであれば、もはやその人たちの存在価値はないに等しいと言わなければなりません。
だって、そんなことはネットにアクセスできる人であれば誰でもできるし、中にはネット上の情報収集においては記者よりはるかに上手な一般人だっているはずですから。
かつては世界に駐在員を置いて情報収集していたかもしれませんが、今や現地の人がネットで情報を発信してくれるので、それぞれの国の言語が理解できる人にとっては直接かつ迅速に情報を入手することができます。
以前ならば海外経験のある新聞記者は、帰国したら語学堪能な世界通の有能なビジネスマンと見られたかもしれませんが、今だったらそんな高評価はされないでしょう。


あえて言うことでもないかもしれませんが、旧態依然とした仕事のし方をしていたら衰退するのは当たり前です。
昔から“驕れる者は久しからず”という言葉もあるように、かつての成功パターンはあくまでもその当時の環境に合ったものであってそれが永遠に続くわけではないのです。
だから、今急成長しているとか、今業績が安定しているとか、そんな業界や企業も未来という視点から考えれば、いつか成長が鈍化し、いずれ衰退していく運命にあるのは間違いないでしょう。
TVメーカーが付加価値を高めて生き残るんだとばかりに、解像度を4Kだ8Kだと上げてみたところで、TV視聴者がどんどん減っていくトレンドにおいてはほとんど効果はなく、そんな考え方しかできないところに戦略性のなさを感じてしまうのです。

よく、日本は中国や韓国から追い上げられ大変だという話を聞きますが、考えてみればそれは自然な流れです。
かの国は自国を発展させる上で日本を模倣しているわけですから、かつて日本が強みとしたものはどんどん学習され奪い取られているのです。
思い出してみて下さい。
かつては、日本もアメリカに学び、アメリカに追い付け追い越せを目標としてきたではありませんか。
焦ったアメリカは日本にいろんな注文をつけてきたりしましたが、時遅しで既存産業は衰退するばかり、結局、その後アメリカは新しい産業を興すことで勝ち残ったのです。
私が新卒で身を置いた自動車業界はそれを身を持って学ぶには最高の業界でした。
今は世界に冠たる日本の自動車業界もいずれ苦境に陥るのは間違いないでしょう。

時代を先読みし過ぎて先走って行動を起こしても、ビジネスにはタイミングも重要なのでタイミングを見誤ればビジネスがうまくいかないところはあります。
それがビジネスの難しいところではあるのですが、ただ、時代や環境の変化を常に観察し続け気付くことはとても大事なことです。
そのためには、かつてうまくいっていたやり方に固執しないことです。
中高年になってベテランの域になると、若い人の仕事のし方を見て、「あいつらは基本ができていない」だの、「我が社の仕事のやり方ができない」だのと文句が多くなりがちですが、そんな中高年者が気をつけなければならないのは、そもそも今までのやり方が果たして今の時代や環境、これからの時代や環境に合ったものであるかをしっかり考えているのかということです。
もし、経営者が事業の先細りを心配しているのであれば、今の仕事のやり方は間違っているので変えていかなければならないということです。

長くなってしまいましたが、私自身、今の仕事のやり方は自分ではベストだと思いながら、ただ一方で、今の環境だからベストなんだろうなという思いは持っています。
だから、今の仕事を続けられなくなたら次はどうしようかと常に考え続けています。
安定は衰退の始まりでもありますからね。
日頃危機感をあまり持っていない人はそういうことはあまり考えないかもしれませんが。
あなたは、今のあなた自身の仕事について、旧態依然とした仕事だと感じることはありませんか?
あなたはその仕事を変える必要性を感じていますか?
それとも、できれば変わってほしくないと思っていますか?

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yoron at 06:22│Comments(0)仕事人の叫び 

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