安定している時こそ、次の生き方(仕事含む)を考えておこう「私は言うだけの人、やるのはあなた(他人)」タイプになるな

2021年08月20日

情報は、できるだけ、自分で直接見て、調べて確かめるべし

靖国神社参拝
(他人発の情報を簡単に信じてしまっていませんか?)
何年前でしょうか、8月15日終戦記念日に、靖国神社で何が起きているのか知りたくて現地まで行ったことがありました。
とても暑い日でしたが、実に大勢の人が来ていて長い行列ができ、それぞれが粛々と参拝をしていました。
私もこの行列に並びながら、全体の光景を見て、「これがメディアなどで報道されていた靖国神社の終戦記念日の本当の姿なんだなぁ」としみじみ思ったものでした。
本当の姿だと言ったのは、大手メディアが報道で流しているニュース(政治家の誰それが参拝した等)は自社が関心のあることだけに焦点を当てた偏向的なものだとわかり、自分の目に映ったのはまったく違う姿だったからです。

現地に足を運んでみるとわかるのですが、大手メディアのスタッフはたしかに現地取材をしているのですけど、彼らの多くが陣取っているのは、政治家が参拝するために設けられた一般参拝客とは別の場所のところです。
そこだけに多くのメディア関係者が群がっている光景は、私には異常にしか見えませんでした。
なぜ、この人たちは、多くの日本人の本当の姿を伝えるために、多くの日本人が長い行列をつくっている光景を撮影し報道しないのかと。
そして、海外の反応といって毎回取り上げるのは、主に中国と韓国ばかり。
それは、恒例になっているのか反発しているという内容ばかり。


考えてみると、昔から、犬が人間を噛んでもニュースにならないが、人間が犬を噛むとニュースになると言われてきました。
つまり、一般的なこと、多くの人にとっては当たり前のことは話題として関心を持たれにくいので取り上げないが、稀なこと、めったにない珍事であれば「おっ!」と関心を引きやすいので取り上げるというわけです。
こういうニュースの本質を知った上でメディアのニュースを見たり読んだりすると、情報の見方が変わってくるはずです。

最近のニュースを見れば見るほど、聞けば聞くほど、メディア自身の生き残りをかけた競争がし烈を極めているのがよくわかります。
どういう点で気付くのかといえば、今や個人発信のニュースのほうが面白かったりする時代なので、メディア側はそれを意識してか、目立とうと過激な(大袈裟な)見出しを付けることが多くなったからです。
見出しにつられて読んでみたら内容は薄っぺらだったというのはよくあります。
そんな状況だから、つくづく思います。
やっぱり、情報は、できるだけ、自分で直接見て、調べて確かめたほうが信用できると。
だからというわけではありませんが、私がブログで書いていることも本当かどうかわからないという視点を持ち、ご自身でご自身の仕事を通して感じとってほしいと思っています。

人は経験や環境が違えば、考え方も感じ方も違うものです。
私が現在就いている飲食の仕事を通して感じていることは、同じ事柄について書いていても、他の仕事に就いている仕事人が読めば、「何か違うな」と感じることもあるはずです。
その違和感を埋めるには、自分が実際に同じことを経験してみることが大事です。
もちろん、それはなかなかできることではありませんので、“できるだけ”という条件が付きますけどね。
飲食の仕事に就く前、当時ある飲食店の経営者から、「サラリーマンしかやったことのない人間には飲食の仕事はできない」と言い切られたことがありました。
内心悔しかったので、「そんなことはない!、やってみせてやる!」と強く思ったものですが、実際にやってみると大変なことが多く、その経営者が言ったこともある程度はわかりました。

以前にも言ったことがありますが、他人が発する情報は参考程度に受け止めるほうが賢明です。
間接情報は絶対鵜呑みにしてはいけません。
仕事上で事実関係を確認することが重要な場合は、直接自分で現地に行き、現場や現物を見て確認したほうがいいでしょう。
私が大学卒業後に最初に就職したのは、自動車部品等を作っている会社でしたが、そこでは徹底して「三現(現場・現物・現実)主義」の重要性を叩き込まれました。
机の上だけで仕事をしてはいけないということですね。
ネット社会だとネットを介した情報収集だけに時間を使ってしまいやすいので、この言葉の重要性を改めて認識する次第です。

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yoron at 06:09│Comments(0)世の中を斬る! 

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