仕事ができない(仕事をやらない)人ほど文句を垂れる法則組織で決定したなら、賛否はどうあれ従うべきでしょ!

2021年07月23日

会社(組織)の力と自分の力を混同するな、自分は何ができるかが大事だ

マンション工事現場
(あなたの勤務先のことはわかった、で、あなた自身は何ができるのですか?)
あなたが大手建設会社の社員だったとしましょう。
あなたは、他人の前では、「あの巨大な建築物を作ったのは我が社なんだ」と自慢気に話すかもしれません。
でも、あなたはその建築物の建築に絡む仕事は一切していないかもしれません。
仮に絡んでいたとしても、言葉は悪いかもしれませんが、ただの雑用程度のことしかやっていなかったかもしれません。
それでも、あなたはきっと冒頭のような言葉を発してしまうでしょう。
そして、相手から「ほぉ、それは凄いですね!」などと言われると誇りに感じ、もしかしたら、さも自分が作ったような錯覚に陥り、自分の仕事人としての力を過信してしまうかもしれません。

私が大学を卒業した頃、しばらくの間、学生時代の仲間たちが集まってお互いの近況報告などを話題に飲む機会が時々ありました。
そういう時に酒の場でよく出たのが、それぞれの仕事での自慢話とか就職先の凄さ自慢でした。
冷静に考えてみればわかることですが、新入社員がそんな大した仕事ができるわけがありません。
実際は、職場では先輩や上司のお手伝いでPCのデータ入力とか、コピー取りだとか、荷物運びだとか、お茶くみだとか、あるいは研修の受講だとか、そんなことぐらいしかやっていないはずです。
ところが、人という生き物はプライドを持っているので、そういう実態を明かすのは恥と感じるのか、他人の前ではかっこをつけたがります。
だから、相手が自分の本当の仕事人としての姿を知らないほど、さも自分が活躍しているかのごとく語ってしまうのです。


私は中小零細企業で働い経験も多々あるのでわかりますが、名のある大企業に長年勤め、職務経歴上は凄そうな経験をたくさん積んでいる人が中途で入社してきても、いざ仕事本番になるとまったく役に立たないというケースはよくあります。
大規模なシステムの構築の経験があるといってみたところで、中小零細企業にそんな大規模なシステムを構築する機会なんてないわけで、あるのは小さなシステムの構築といった仕事ばかり。
一見、大規模なシステムの構築に比べたら小さなシステムの構築なんて簡単にできるように見えるかもしれませんが、一人もしくは少人数でシステムを構築するとなると一人があるいはメンバーそれぞれが多くのノウハウやスキルを持っていないとできないので、多くの専門家が分業で関わる大規模なシステムの構築よりも難しかったりします。
そういう点では、中小零細企業でシステムの仕事をやっている人のほうが個人レベルでの実力は上だということはよくありえます。

冒頭の例に話しを戻せば、大手建設会社の社員の言葉は、会社(組織)の力と自分の力を完全に混同しているのです。
何も知らない人ならば、この社員の言葉を聞いて、「凄いですね!」と言ってくれるかもしれませんが、私のようにいろんな仕事の経験を積んできている人間からしたら、「で、あなたは、あなたが勤めている会社でどんな仕事をしていて、あなたは一体何ができるんですか?」と聞き返すでしょうね。
なぜならば、私が関心があるのは相手の勤め先の力ではなく、目の前の相手の仕事人としての力のほうだからです。
私が50代になって飲食(調理関係)の仕事に就いたのは、この仕事は、所属する組織の名刺の力ではなく個人の腕だけが評価される世界なので、自分の本当の力を磨くにはちょうどいいかなと考えたからです。
逆に言うと、それだけ厳しい世界なので、自分をどんどん追い込んで力をつける努力が必要になります。

私は、2013年の5月以降仕事先の名刺を所持したことがありません。
アルバイトやパートの仕事しかやっていないということもありますが、現在の業界では名刺はせいぜい連絡先ぐらいしか意味を持っていないので多くの人は持っていないのです。
今の仕事で問われるのは、仕事の現場に入った時に自分の役割を果たせるかどうかだけです。
大企業では、中途入社者は新卒者に比べたら即戦力を求められるかもしれませんが、とはいえ、私の経験上は上司や周囲がそれなりに時間をかけてサポートしてくれます。
だから時間が経てばだんだん慣れてきて数年も経てばある程度仕事ができるようになります。
しかし、飲食店などの仕事は入社したその日からすぐに仕事を回せないといけません。
かつて、知り合いの飲食店店主が、「サラリーマンしかやったことのない人間に飲食の仕事はできないよ」と言っていましたが、たしかにそういう面はあるかもしれません。
長くなってしまいましたが、勤め人は、会社(組織)の力と自分の力を混同してはいけない、自分は何ができるかを常に問い続けよう、ということを言いたかったのであります。

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ

<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
yoron at 06:11│Comments(0)仕事人の叫び 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
仕事ができない(仕事をやらない)人ほど文句を垂れる法則組織で決定したなら、賛否はどうあれ従うべきでしょ!