あなたの実力は大したことない、自分の力を過信すべからず現役仕事人が身につけるべきは、“批判力”ではなく何とかする“実践力だ”

2021年07月17日

同一労働同一賃金には、同じ賃金なら同じレベルの仕事を、という面もあるかと

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(同じ給料なのにアイツは楽をし過ぎている!、と不満を持ったことはありませんか?)
同一労働同一賃金”というのは、一般的には、同じ仕事に就いているなら、正社員か非正社員かを問わず、同一の賃金を支給すべきという考え方です。
理屈は正しいと思いますが、世の中はそうなっていない現実も多いですね。
中には、非正社員のほうが正社員よりも仕事ができるというケースもあったりします。
そこの正社員のあなた、自分ができない仕事をやってくれる非正社員に丸投げしているなんてことありませんか?(笑)
かつて、IT系の会社でマネージャー職に就いていた頃、非正社員のスタッフたちが正社員からリクエストされたいろんなシステムのプログラムをどんどんつくり完成させていく仕事シーンを見て、「この人たちはすげー能力あるなー」と驚いたものです。

ところで、同一労働同一賃金の言葉の意味は冒頭の通りですが、最近、現在の職場の状況を見ていて、この言葉には、「同じ賃金なら同じレベルの仕事をする(させる)べきだろう」という面もあるのではないかと思っています。
というのも、、、私は、現在、非正社員のパート労働者として時給制で働いているのですが、同じ立場の人は全員同じ時給です。
ところが、スタッフの業務遂行能力にはかなりの格差があります。
私は業界経験がそこそこあるのでそれなりに仕事ができる組に入っているのですが、未経験者のため一人では仕事がうまく回せない人がいたり、また、健康上の問題で契約事項の項目によってはまったくその仕事ができない人もいます。


本当なら、同じ身分で雇用されていても業務遂行能力によって賃金格差があるべきなのでしょうが、私のこれまでの業界経験からいって、そういう例があまりありません。
その結果、何が起こるかといえば、職場で仕事のできる人たちの不満やストレスが溜まるというのがあります。
「何であなたはこんなこともできないの!」といった叱責の言葉が飛んだり、「あなた、よくそんなんで同じ給料がもらえるね」なんて嫌味を言われる人がいたり、といった感じで。
会社の制度上賃金格差を付けられないので、職場の責任者は、苦肉の策として、私の労働時間を長くすることで私がもらう給料を増やす工夫をしているのが実態です。

私の弟は長く非正社員の身分で働き続けている人間ですが、弟の職場でもまったく同じ状況だったようです。
時間で処理する仕事量がAさんとBさんでは圧倒的に違うのに時給はまったく同じだったと。
末端の現場での仕事ほど人によって業務遂行能力の差がはっきり出るんですよね。
今、日本の労働市場においては、非正社員の割合が年々増加傾向にあるといわれています。
私も長年経験のある正社員の世界では、以前から能力差による賃金格差はありましたが、非正社員の世界ではそういうのがあまり重視されてこなかった結果、悪しき平等状態が続いているのが現実です。
業務遂行能力の差での格差があるにしても、同じ立場で働く知り合いに聞いた話では、上司との時給アップ交渉での昇給率はほんのわずかだったようです。

このように、非正社員の場合は、同じ賃金なのに各自の業務遂行能力にバラツキがあるというのが顕著ですが、私の仕事人人生を振り返ってみると、正社員でも同様の現象はありました。
考えてみれば、大勢の新卒社員を採用する大企業などではそうですよね。
ある程度の年齢に達するまではほとんどの社員に待遇面での格差を付けないとか。
最近は事情もだいぶ変わってきているのでしょうが、私はこういう日本の大企業体質が嫌で、外資系企業に転職したり、ベンチャー企業に転職したりしました。
人事・評価制度は作るのはほそれほど難しくなくても、運用面は主観が入り込む余地があってなかなか難しいものです。
結局、評価者側の個人的好き嫌いで非評価者側の評価が決まる面もありますから。
いずれにしろ、雇う側は、同じ賃金なら同じレベルの仕事をさせるようにしないと、同じ職場で働く人たちの納得は得にくいでしょうね。

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yoron at 06:00│Comments(0)仕事人の叫び 

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