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2021年07月07日

“仕事人は体(健康)が資本”は、歳をとればとるほど実感する

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(日常生活の中で、どれだけ自分の体のことを気にしていますか?)
若い頃(20〜30代)は、健康が大事だというのは何となくそうだろうなとは思っていたものの、日常生活においてはそれほど意識していませんでした。
徹夜で仕事ができるのを自慢していたし、暴飲暴食は当たり前で、週末の金曜日になると、仕事帰りに同僚と朝まで飲み明かすこともよくやっていました。
健康診断で項目によって悪い数値が出てもさほど気にもしませんでした。
それに、病気で一時期的(数日とか)に仕事を休むことがあっても、正社員の立場は安定していたので仕事を失うという恐怖感みたいなものはまったくありませんでした。

ところが、50代になって非正規労働者として働くようになると、健康を害して仕事を休めば、それは即収入減になり、最悪仕事先を解雇される恐れも感じるようになりました。
かつて働いた大手企業の社員食堂時代に、足の悪かった60代の男性同僚が、仕事中に症状が悪化した場合に労災認定される可能性があるかもしれないということで会社から解雇されるという出来事がありました。
法律的には違法解雇なのでしょうが、会社側からどう言いくるめられたかわかりませんけど、本人は話し合いの上辞めていきました。
もしかしたら、自分の年齢を考え、あまり揉め事を起こしたくなかったのかもしれません。


私は、現在57歳。
職場のパートスタッフの中では唯一の男性なので、重い物の持ち運び等力仕事は100%私に回ってきます。
現在の健康状態は、血圧が高いので降圧剤を服用しているのと歯の治療に通っている以外特に問題はなく、仕事遂行には何の支障もきたしていません。
ただ、上記のような仕事をずっと続けていると、肩や腰が痛くなったりすることがあります。
その度に湿布を患部に貼って何とかしのいでいるのですが、そのことを職場の人たちに知られることなく、また休まずに仕事を続ける理由は、そのことがもとで仕事を失いたくないという思いがあるからです。
はっきり言いますが、歳とってから(特に中高年者)の健康上の問題発生は仕事人にはマイナスです。

仕事人は大病を経験すると人生観が変わるとよく言われてますが、私も40代の時に一度経験し身をもって実感しました。
病気になる前は部長職に就いていましたが、2ヶ月間にわたる入院・自宅療養を経て職場復帰した際には、任務遂行が難しいだろうと会社側から判断され、平社員への降格人事での再出発となりました。
この時も、“仕事人は体(健康)が資本”だということをしみじみ感じたものですが、会社を解雇されることもなかったので、重責から解放されたという点においては気が楽になった面もありました。
でも、今の年齢で今の立場だと、健康を害し長期にわたって仕事の継続が難しいと仕事先から判断されると解雇される可能性が高くなりますし、それは何の補償もないまま収入がなくなることを意味するので、健康には人一倍気を遣いながらも多少の無理はせざるをえないのです。
ほんと、体(健康)が資本だというのは歳をとればとるほど実感しますね。

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yoron at 11:31│Comments(0)

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