仕事人に求められる怒り(腹立ち)をセルフコントロールする力理想の人材を求め過ぎるな、人材は育てるしかない

2021年07月02日

「待遇が良い」、「安定している」が必ずしもいいとはかぎらない

佐賀城
(あなたは現状に満足、あるいは慣れ過ぎてしまっていませんか?)
私が飲食の仕事に初めて就いたのが2014年3月ですから、業界の経験年数は7年以上になります。
それ以前は、自動車業界、建設業界、IT業界、人材業界などで働いていました。
また、飲食業界以前はすべて正社員でしたが、飲食業界に移ってからは、9回の転職のうち正社員の経験は一社のみであとは全部非正社員として働いています。
飲食業界は日本の産業全体からすると賃金はかなり下に位置し、そして労働はかなりきついのでブラック業界とも呼ばれています。
そんなところで日々働いている私ではありますが、実はこれまでの勤務先(飲食業)において現在の勤務先が一番待遇が良く、安定もしているんです。
待遇が良いといっても飲食の仕事でかつ非正社員なので大したことはありませんし、仕事が安定しているといってもこれまでに培ったノウハウやスキルで難なくこなせているので職場では評価されているというにすぎません。

飲食業界に入って仕事先としては10社目ですが、現在の勤務先以前の8社はむちゃむちゃハードな仕事でした。
現在の勤務先は週休二日制で長期休暇もあり、また社会保険にも加入してもらえていますが、以前の勤務先は週休一日(繁忙期はなし)、また、社会保険の加入資格はあるのに加入してもらえないところばかりでした。
こういうふうに言うと、きっと多くの人は思うかもしれませんね。
「良かったですね。待遇が良く、そして、これまでのノウハウやスキルが存分に生かせる仕事に就けて」と。
たしかに、生活の安定や精神の安定という観点からいえばそうなのかもしれません。
ただ、仕事人としての成長という観点で考えると、「待遇が良い」、「安定している」が必ずしもいいとはかぎらないと思うのです。


どういうことかといえば、、、
以前の勤務先では、現在の勤務先ぐらいの収入を得ることを当面の目標とし、何とか今の仕事で食っていけるだけのノウハウやスキルを身につけようと必死でした。
それに、非社員の身分だったので仕事先の都合で簡単に仕事(収入)が減ったりして安定せず、そのため、他人から買ってもらえる力を身につけるにはどうしたらいいか、また、仕事人として今後何を目指すべきか、考え続ける日々が続きました。
振り返って考えてみると、そういった過去があったからこそ、業界人としてやっていける力がそれなりに身についたように思えるんです。
逆に、今はみょうに安定してしまい、過去のようながむしゃらさというか必死さがなくなったような気がします。
その結果、仕事人としての上昇志向がなくなってしまったのかなと。

考えてみて下さい。
あなたがどこかの大企業の社員で、毎日会社に通勤し(今はテレワーク?)、ほとんど変化のない仕事を淡々とこなすだけ、それでいて世間の勤め人に比べたら高めの収入を得て生活が安定していたなら、あなたは自分の勤務先を飛び出してやっていけるだけの仕事人としての力を身につけることができるでしょうか。
その会社のその環境だからこそできている仕事ではありませんか?
大企業の経理部長として大金を扱い、多くの部下に指示命令を出して大きな仕事をした実績があっても、創業したばかりのベンチャー企業でマネジメント意識を持ちつつ日々の経理実務をこなせる経理担当の仕事ができるとはかぎりません。
大企業でトップセールスマンとしてバリバリ活躍した営業マンが、無名の会社の商品やサービスをバンバン売れるとはかぎりません。
仕事人は、やはり、世の中をよく観察しながら、自分の力を冷静に見極め、常に仕事人としての成長を意識しながら努力をし続けることが大事なのではないかと思うのであります。

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yoron at 23:30│Comments(0)仕事人の叫び 

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