「お前はこの仕事に向いていない」と言われても、強い思いがあるなら続けるべき年とってからの労働を甘く見積もってはいけない

2021年06月19日

やりがいを感じない仕事して仕事人人生を無駄に過ごしていないか

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(仕事のやりがいかぁ、、、感じていますか?)
いつだったか、勤め人の大半は自分の仕事にやりがいを感じていないという調査結果が出たという記事を読んだことがありました。
そんなに多くの人が本当にそうなんだろうかと思う反面、自分自身の過去の勤め人人生を思い出し、たしかにそうだったかもしれないと思うところもあります。
組織で誰かの指示命令を受けながら働いていると、仕事で思い通りにならないことも多く、また不本意な仕事をせざるをえない時もあってストレスが溜まります。
それが続くと、仕事にやりがいを感じることなんてできないでしょう。

「やりがいを感じない仕事なんて辞めてしまえ!」と簡単に言う人もいるでしょうけど、人それぞれ簡単に辞められない事情というのもあるわけで、そこは難しいところです。
ただ、一般論としていえば、毎日大半の時間を使っている仕事にやりがいを感じないのであれば、それは人生の大半を無駄に過ごしていると言えなくもありません。
私はそんな仕事人人生を送りたくなかったので、ある時から仕事にまったくやりがいを感じなくなったら転職をするという行動をとるようにしてきました。
おかげで、40代半ばあたりからは仕事にやりがいを感じないという感覚はだいぶ減りました。


もちろん、毎日やりがいを感じながら仕事をしているというわけではなく、出来事によってはやりがいを失くすことはあります。
でも、全体を通してみれば「まぁまぁやりがいを感じるかな」というのが正直なところです。
私の知り合いに大企業で定年間近という人がいるのですが、その人は既に現場の第一戦からは離れ、会社側からは定年退職後の生活に備え転職活動は自由にやっていいと言われているようです。
本人は会社からは期待されていないのがわかっている上に先が見えてしまっているので、仕事にはまったくやりがいを感じず、日々趣味などに時間を費やしながらその日(定年退職日)が来るのを淡々と待っているようです。
これはもう生活費をもらうためだけに会社に籍を置いているという感じです。

一方で、40代とか50代で組織での仕事に見切りをつけて、自分がやりたかったことに挑戦し現在に至っている知り合いもいます。
見ていると、彼(彼女)らは生き生きしている印象を受けます。
仕事は大変だと言いながらも言動からはエネルギッシュなところを感じます。
こう言ってはなんですが、前者の知り合いに比べ、後者の知り合いは自分の仕事人人生を大いに楽しんでいるような気がします。
私のブログを読んでくれている知人から言われたことがあります。
「あなたが書いている記事を読んでいると、あなたは仕事を楽しんでいるようで羨ましいかぎりです」と。
まぁ、そう言われてみると、日々の仕事から記事ネタを拾っているということは、それだけ仕事でいろんなことを観察しているということでもあり、それは仕事を面白がっているということなんでしょうね。

人はいろんな目的で仕事をしています。
そこには、仕事にやりがいを感じるとか感じないとか単純には線引きできないそれぞれの仕事観というのがあるでしょう。
しかし、一日の大半、いや人生の大半の時間を費やす仕事にやりがいを感じないというのは、いかにも仕事人人生を無駄に過ごしているような気がしてならないのです。
「とにかくお金を稼ぐために今の仕事をやっているんだ。稼いだらその後にそのお金を使ってやりたいことをやるんだ」という考えならそれもいいでしょう。
それだったら、ある時期やりがいを感じないでもお金のために働くというのもありかと思います。
先程紹介した知り合いのように、定年までのわずかな時間を現状のままで過ごすというのも気持ちとしてはわかります。
さて、あなたは今の仕事にどういう思いを持ちながら取り組んでいますか?

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yoron at 06:03│Comments(0)仕事人の叫び 

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「お前はこの仕事に向いていない」と言われても、強い思いがあるなら続けるべき年とってからの労働を甘く見積もってはいけない