勤め人が身につけてはいけない二つのクセコロナ騒動は終息が見えてきた、次はビジネスの復活だ

2021年06月05日

利益につながると強み(ノウハウ・スキル)を持っていないと誰も声を掛けない

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(仕事人は、自分の仕事上のノウハウやスキルが利益を生むかどうか考えてみたほうがいいでしょう)
最近、仕事人として嬉しかったことがあります。
職場の責任者からこう言われたのです。
「スタッフの中ではあなたを一番信頼しているから」と。
現在の職場は全員が多忙ですが、そんな中、もっとも大変な部分の仕事を全面的に担当しているのが私なのでヨイショした面はあるでしょう。
相手の心理はわかりつつも、こういう言い方をされるとやはり嬉しいものです。
私が大変な部分を担当できたのは、これまでの仕事経験で培ったノウハウやスキルを駆使して支障なく任務を遂行できるからです。
これは、明らかに仕事人としての私の強みです。

私は今月誕生日を迎えますが、誕生日がくると57歳になります。
この年齢になると新しい仕事に就くのはなかなか難しいし、いわんや、過去の仕事人としての実績を買って声を掛けてくる人はいません。
例え、人事や経理のプロとして勤め人人生を送った経歴があっても、特定の商品やサービスの販売・営業を長年担当した経歴があっても、年齢の壁は大きいのでそういった経歴を買おうという人はなかなか現れないでしょう。
よく聞く話で、言い方は悪いですが、警備員の仕事をしている人やマンションの清掃の仕事をしている中高年者の中にそれなりの立派な経歴を持った人がいるなんてことは今では当たり前です。
つまり、過去にどんな大企業の高いポジションに就いていても、その会社を退職後に新しい仕事先がなかなか見つけられず、やっとの思いで就いた仕事が警備員や清掃の仕事だったということです。


ただ、利益につながる強み(ノウハウ・スキル)を持っていると話は違ってきます。
自分が経営者だったり、あるいは仕事上で困難な問題に直面した状況を考えてみればわかるはずです。
何とか売上を上げ、利益を出したいと考えたら、それに直接貢献する強み(ノウハウ・スキル)を持っている人材なら多少無理をしても、口説いても雇い入れたいと思うでしょう。
自分の仕事上の困難を解決してくれる強み(ノウハウ・スキル)を持っている人材なら一緒に働きたいと思うでしょう。
長い付き合いの間柄だからといって、何の強みも持っていない人には声を掛けたりしないと思います。
仕事人同士の付き合いというのはそういうものです。

今年の4月からいわゆる70歳就業法というものが施行されました。
おそらく、今後は60代で定年年齢に達しても継続して働くことを希望する人が増えていくでしょう。
ただ、本人が希望してもそれが叶うとはかぎりません。
勤め先に、若者よりもパフォーマンスの落ちる高齢労働者を雇用し続けるだけの体力がなければ無理です。
そこで重要なのが、勤務先にとって利益につながると強み(ノウハウ・スキル)を持っているかいないかという点です。
余人をもって替えがたい強み(ノウハウ・スキル)を持っていると判断されれば、雇用継続の確率がぐんと高まります。
長年その勤務先に在籍していたといったことは強み(ノウハウ・スキル)とは何の関係もないので、そういうことで期待する人は認識が甘いと言わざるをえないでしょう。
あなたが現在持っているノウハウやスキルは他人に買ってもらえそうですか?

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yoron at 08:06│Comments(0)仕事人の叫び 

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