仕事に大きいも小さいもあるもんか!業界(仕事)で自分を高く売る法

2021年01月23日

過去は所詮過去、今と未来を考える仕事人になろう!

終わった人
(過去は自分の中の思い出にするぐらいでちょうどいい。現役仕事人に大切なのは)
私の知り合いに、有名私大を卒業後、有名大企業をいくつか経験し、大企業としては最後の勤務先である会社で要職を務めた後、現在は中小企業で働いている人がいます。
SNSでつながっているのでその人の動静をある程度知ることができるのですが、そこで気になることがあります。
その人が発信する話題の中の仕事絡みでは、ほぼ100%といっていいぐらい過去に勤めた大企業に関連することばかりなのです。
あの頃はよかったとか、あの頃はこんな大きな仕事をしたとか、あの頃の仲間たちと一緒に飲んで楽しかったとか、最近、当時の勤務先の人と話をする機会がありいろいろ刺激を受けたとか。
もちろん、現在の勤務先に関することは守秘義務の観点から情報発信しにくいという事情もあるでしょうが、それとてそういう義務に反する情報を発信しなければいいだけのことです。

私がその人の言動を見ていて感じるのは、その人は、よく言われる過去の栄光を自分の人生の拠り所としているのではないかということです。
もっと言えば、「私は過去は凄かったんだぞ。それに比べ、今は、、、」という生き方をしているように見えてしかたないのです。
いや、これはたんに私の勝手な思い込みに過ぎないかもしれません。
その人は話題のネタにしているだけであって、実際は現在の仕事にもやりがいを感じつつ活躍もしているのかもしれません。
ただ、私がネット上でその人の言動を観察しての印象はそういうものだったと理解していただければと思います。


これは、私の見方が的確だったことを前提にしますが、現役の仕事人ならば、過去にとらわれるのではなく、今と未来を考えるべきでしょう。
既に仕事人を引退して年金暮らしをしているといった事情の人であれば、いくらでも過去の栄光話をして思い出に耽りながら日々を過ごせばいいでしょう。
それでも、そういう老人は周囲から嫌われがちですけどね。
話を戻すと、現役の仕事人は今目の前にある仕事を一生懸命やるのが本分です。
過去の仕事で培ったノウハウやスキルや人脈が今の仕事に生かせるのであれば大いに生かすべきでしょうが、もし、今の仕事から逃避したくて過去にすがっているのであれば仕事人としては情けないことです。
仕事人は、一般的には歳をとればとるほど思うようには仕事ができなくなります。
会社勤めの人であれば高齢になると役職を解かれ給料も下がっていくだけかもしれません。

でもね、どんな仕事をしていたって、どんな立場になったって、常に今と未来について考え、それについて語れる人のほうが周囲からは魅力的に見えるんです。
街中の小さな蕎麦屋で美味しい蕎麦を作ると評判の店主が、実は元は大企業の要職経験者だったと後から知れるぐらいのほうが素敵じゃないですか。
それだけの蕎麦を作れる店主は、過去なんか振り返らず、未来の人生に目を向け、今目の前にある仕事に集中して一生懸命やってきたからこそそういう評判を勝ち取ることができたんだと思います。
中高年者が転職活動や転職先で失敗する主な理由の一つに、過去にとらわれ過ぎるというのがあります。
過去にやった仕事に比べればこんな仕事はくだらないとか、過去の勤務先に比べたらこの会社はいろんな面でレベルが低過ぎるとか。
私が今回の記事で言いたかったことはもうわかるかと思いますが、「過去は所詮過去、今と未来を考える仕事人になろう!」ということですかね。

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ>

<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
yoron at 06:42│Comments(0)仕事人の叫び 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
仕事に大きいも小さいもあるもんか!業界(仕事)で自分を高く売る法