仕事観は人それぞれなんだろうけど、最近思うことは生き方は他人の価値観に合わせる必要は一切ない

2020年08月14日

大企業から中小企業へ転職する人が知っておくべきこと、特に意識高い系の人

高島屋タイムズスクエアから見た新宿の風景1
(もしかして、大企業から中小企業への転職をお考えですか?)
以前から何度か記事にしてきましたが、これから大企業を含めた企業のリストラが本格化していくでしょう。
それは、多くの企業が新型コロナウィルスの影響で赤字業績になったり、大幅減益を余儀なくされている実状から容易に想像がつくことです。
人によっては、自社の内部情報から身の危険を感じ転職を検討し密かに活動を始めた人もいるかもしれません。
ただ、好景気の世の中ならいざ知らず、今のようなご時世であってみれば、希望する転職先を見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
それでも今の会社の将来性や間もなく起きるであろう悪い出来事を考えるにつけ、今のうちにとにかく他の会社へ転職しておきたいとやや焦って転職を決行する人がいても不思議ではありません。

ところで、そういった行動を起こす人の中には、今身を置いている大企業から比較的転職しやすい中小企業へ転職する人もいるでしょう。
私はこれまで10数回の転職を経験していますが、最初のうちは大企業から大企業への転職、その後はほとんど中小企業への転職をしてきました。
そういった経験から、大企業から中小企業へ転職する人にこういったアドバイスをしたいと思います。
参考にするしないは自由ですが、特に意識高い系の人は知っておいたほうがいいのかなと。
なぜって、私自身がかつては意識高い系だったからです。
ビジネス書を読みまくっていろんな知識を頭に詰め込み、現実を知らずしてあるべき論を語るのが好きなタイプでしたから。


まず、大企業に比べ、中小企業(ベンチャー企業含む)というのは、人・物・金・情報等のいわゆる経営資源が圧倒的に不足しています。
そして、それらの影響もありますが、仕事のやり方が大企業のようにシステマティックではなく、会社によっては社員一人ひとりが個人商店主のように単独で仕事をしています。
また、論理性や将来性よりも経験とか目先のことが重視される傾向もあります。
私が初めて中小企業に転職した時に、こんな出来事を経験して驚いたことがあります。
社内の不要書類が数箱分になったので外部の裁断業者に処分を依頼しようとしました。
見積金額はたしか1万円程度だったので、私や社員の誰かが社内のシュレッダーで時間かけて裁断するよりはるかにコストパフォーマンスがいいと考えたからです。
そのことを上司に告げたら、その会社で長く働いている上司から厳しく叱られました。
「何を考えているんだお前は!。お前自らやれば1万円出費しなくていいだろう!」と。

こう言っては何ですが、もし、大企業でこんなことを言う上司がいたらその人は無能の烙印を押されるでしょう。
それ以前に出世はできないと思います。
大企業の上司であれば、もし、私が自ら数箱分の不要書類を社内のシュレッダーで処分することを告げたなら、「馬鹿もん!、お前は自分の人件費も考慮してコストパフォーマンスを検討したのか!」と怒鳴られていたでしょう。
この出来事以外にも、ちょっと値の張る社内備品類を買う際は、少しでも安い物を買うべくいろんな中古屋さんをあたるよう上司に指示され、面倒くささを感じたものです。
一事が万事、言い方は悪いのですが、すべてにおいてちまちましていてスケールが小さいのです。
ただ、個人的にはいいこともありまして、私生活の上では、今のように貧乏になってみると、少しでも安い物を買おうとするクセは役立っていると感じています。

大企業だったら、自分はアイデアだけ出してやるのは他の人に任せたり外部業者に依頼することもわりと簡単にできるでしょう。
でも、中小企業では自分の代わりにやっているくれる人がおらず、また外部へ依頼しようにもそれなりの出費が伴えば経営者の承認を得られず、結局自分の力だけでやらざるをえないということが多々あるのです。
先程、特に意識高い系の人は知っておいたほうがいいと言ったのは、意識高い系の人は現実の壁があまりにも高いことを知りショックを受ける可能性が高いからです。
コストパフォーマンスを考えることなく、目先のわずかな出費を惜しんで、数時間かかろうが自分で不要書類を全部裁断する作業をやれと上司から厳命されたら、この手の仕事人は愕然としストレスが溜まることでしょう。
逆に、意識高い系ではなく、「まずは会社のカラーに染まってみよう」と割り切って仕事に臨める人なら問題ないと思います。

私はこの6年ほど飲食業界で働いていますが、飲食店などで非正規労働者として働くと待遇なんて本当にひどいものです。
大企業では当たり前にように加入してくれる社会保険など一切入っていない会社も多々あります。
現在ダブルワークをしている会社も、非正規労働者が社会保険加入該当者にならないようにわざと勤務時間を調整したりしているのです。
以前勤めた飲食店は、給料から社会保険料名目でお金を差し引いておきながら、実際は加入しておらず自店の運営資金に充てていたというブラックぶりでした。
ひどい経験でしたが、世の中の中小企業の実態の一端を見ることができたという点においては、いい社会勉強ができたと思っています。

ちょっと失礼かもしれませんが、このブログの読者の中にもし多少なりとも社員を抱えている中小企業の経営者がいらっしゃったら、「うちもきちんと法令遵守できていない事柄はけっこうあるんだよね」という人は案外多いのではないでしょうか。
結局のところ、中小企業は大企業に比べ体力がない分生き残りに必死なんですよね。
その必死さが、論理性を無視したり、目先の利益重視という行動になっているのかもしれません。
大企業で働くということと中小企業で働くということはこれぐらいの違いがあるので、もし、現在大企業勤務のあなたが中小企業に転職することがあったら、私の経験は一事例に過ぎませんが、多少なりとも参考にしてみるといいのかなと思う次第です。

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yoron at 06:03│Comments(0)仕事人の叫び 

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