「仕事が暇になった」と感じたら危機感を持とうやっていることがうまくいかない時はどうすればいいのか

2020年08月07日

“老い”と仕事人人生

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(あなたは何歳まで働きますか?)
2019年の総務省の「労働力調査」によれば、男女合わせた全体では60代前半の人の約7割が働いていて、60代後半も5割が働いているのだそうです。
人生100年時代ともいわれる昨今、おそらく、今後この割合は増えていくでしょう。
私が現在ダブルワークをしているそれぞれの仕事先も60代のスタッフが大半を占めています。
こういう現実を目の当たりにすると、今どきの60代は元気だなと思うと同時に、50代後半の私の仕事人人生は健康で頭や身体が動く間はまだまだ続くな(先が長いな)と思います。
私の周囲には大企業に定年まで勤め、退職後は年金と貯金で暮らしている人もいますが、そういう生活が可能でそれを望むならそういう人生もありでしょう。

ところで、私はこの5、6年、飲食業でパートタイムの仕事をしています。
この間、飲食店の仕事と施設食堂での集団調理の仕事の両方を経験してきましたが、新型コロナウィルスの影響で今年の5月に勤務先の日本料理店を解雇されたのを機に、現在は施設食堂での集団調理の仕事を掛け持ち(ダブルワーク)しています。
飲食の仕事は肉体労働なのでどういう仕事でもきついのですが、ただ、経験上は、施設食堂での集団調理の仕事は飲食店の仕事に比べ少し楽かなという気はしています。
正直なところ、最近は、体力、対応力面等でもう飲食店の仕事は無理かなと思い始めています。
多くの中高年が口にする、「歳かなぁ」という感じでしょうか。

こういう思いを持ち始めると、生涯現役が目標とはいっても、持続可能な仕事についていろいろと考えます。
これからは70歳まで働く人が増える世の中になるだろうといったメディアの記事などを目にするにつけ、「でもなぁ、今50代後半の私でさえ仕事のきつさを感じているのに、さらに上の世代の人はもっときついんだろうな」と思ってしまうのです。
40代あたりまでは長時間労働もよくやっていたのですが、今はもうやれる自信がありません。
もちろん、追い込まれたらやってしまうかもしれませんが、それだと途中で息切れしてしまいそうです。
長生きして健康な高齢者が働く世の中はある意味いい世の中なのかもしれませんが、一方で、仕事の現場で自分の“老い”を感じながら働く仕事人人生はある意味辛い世の中でもあるよなと、そんなことを思う今日この頃であります。

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yoron at 19:10│Comments(0)仕事人の叫び 

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