恐怖!、仕事をしていないと頭や体が鈍っていく現場を知らなくても仕事はできるが、知っているほうがよりいい仕事ができると思う

2020年06月24日

55歳以上の勤め人は、自分の市場価値を知っておくべし

55歳以上の仕事探し
(あなたは今、55歳未満?、それとも以上?)
現在、午後の時間帯以降の仕事探しをしている最中ですが、昨日、ハローワークへ行って1社申し込みをしてきました。
実は、昨日は私の(56歳の)誕生日だったのですが、すっかり忘れていて、ハローワークの職業相談担当者に「年齢は55歳です」と話したところ、「あれっ、56歳では?」と言われ気付いた次第です。
そして、その場でその担当者に「おめでとうございます」などと言われ照れくさい思いをしました。
それはさておき、職業相談の順番待ちをしている間に、室内にあったカタログスタンドのパンフレットを見ていたら、“55歳以上”の人を対象に就職支援をする旨のパンフレットが3種類もありました。
裏を返せば、55歳を超えるとさらに仕事探しが大変になるということなのでしょう。

仕事人は50代以上になると体力も仕事遂行能力も落ちていくのがふつうでしょうし、それに、50代半ば以降の人は雇っても会社の定年規定などでそう長く働くこともできないでしょうから、雇う側は採用に慎重になってしまうのは無理もありません。
とはいえ、そういった人たち向きの仕事がまったくないのかといえばそうでもなく、職種によってはいくらかあるものです。
ちなみに、パンフレットで紹介されていた55歳以上向けの職業訓練プログラムには以下のような職種がありました。
・オフィスビル清掃スタッフ
・マンション管理人
・警備スタッフ
・コンビニスタッフ
・介護職員
・調理補助スタッフ
・保育補助スタッフ


もちろん、会社によって、高待遇で経営レベルのスタッフを募集しているところもありますが、それは本当に一握りの有能で実績もあるような人だけの話で、まぁ、ふつうの勤め人は過去にどんな仕事をして実績をあげていても、55歳を超えたらそれまでの仕事のような仕事を続けていけるとは考えないほうがいいかもしれません。
私は、自分自身の就職・転職活動のため、また労働市場の現実を知る上でしばしばハローワークに足を運んで情報収集などをしていますが、私の知っている大企業出身者の中には、プライドゆえか、「私は雇用保険をもらうための手続きぐらいでしかハローワークには行ったことがないね」と言う人もいます。
それはその人の考えだからいいと思いますが、ただ、私の経験を踏まえて言えば、ハローワークは世間一般の労働環境がどうなっているのか情報収集する場としてはとてもいいところのような気がします。

私は、50代になってからはほとんど調理補助の仕事をしていますが、それは、この仕事が年とっても需要があることを知っていたというのも理由の一つです。
以前に、これからは70代で現役仕事人というのは当たり前の世の中になるという記事を書きましたが、今55歳を過ぎていて今後とも長く仕事を続けていきたいと考えている人は、どういう仕事の需要がありそうか、その仕事は自分にできそうか、といったことを調べ、検討しておいたほうがいいでしょう。
同じ勤務先に再雇用され、給料は半分、仕事はラインをはずれた補助的な仕事、みたいな条件で働き続けるという選択肢もあるしょうが、そういう人でも、自分の仕事人としての市場価値はどれぐらいなのかは知っておいたほうがいいかもしれません。
何にしろ、50代半ば以降になると勤め人としての価値はどんどん低くなっていくのは間違いないような気がします。

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yoron at 11:29│Comments(0)仕事人の叫び 

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