物事は、具体的に、そして数値で考える、表現するクセをつけよどういう人がリストラの対象になりやすいのか

2020年06月04日

環境が悪い時は、世の中の流れや動きをじっくり観察しタイミングを待つやり方もある

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(タイミング、超大事だよ!)
「歴史上の人物で好きな人を一人挙げよ」と言われたら、私は、大石内蔵助を挙げます。
彼は、おなじみの忠臣蔵の主人公で、赤穂浪士を束ねて見事主君の仇である吉良上野介を討ち取った人物ですが、敵襲を恐れガードを固めた吉良上野介を油断させるため、また世間を欺くため、機が熟するのをじっと待ち、その間は、「あいつはとうとう仇討ちを諦めたんだ」とか、「まったくやる気がない」などと人々から嘲笑され続けます。
そして、彼はそれを甘んじて受けています。
つまり、一大事を成すにあたり、それを成功に導く上では、彼にとってそんな嘲笑ぐらいはどうでもよかったのでしょう。
世界のホンダを創業した本田宗一郎には、やることなすことがうまくいかず仕事がなかった頃、一日中酒を飲んで過ごしたというエピソードもあるようです。

私が、あるサイトで、こんな時(コロナ禍)ではジタバタしてもはじまらないと思い、「今は、果報は寝て待て、待てば海路の日和ありといった心境だ」というようなことを書いたら、「お前は状況認識が甘い!」とばかりに批判気味にものを申してきた人たちがいました。
精神面がだらけていて危機感がまったくないというわけです。
このブログの読者の皆さんは既にお気付きかもしれませんが、私は、どちらかといえば仕事人としては自分に厳しく、かつ世の中に対しても厳しい見方をする人間です。
仕事もこれまで何度も転職したり、いろんな仕事を経験してきたりして実践主義を貫いています。
そんな私が上記の言葉を言ったところで、私の本当の姿(?)を知っている人なら、「彼は今何か考えているんだな」と想像し、決して「甘い認識で今の状況を見ている」とは思わないはずです。
こういう見方をしてくれる人は、さすがだと思います。
その通りです。

何かをするにおいては、特に行動を起こす際には、“タイミング”というのはとても大事です。
一番いいタイミングで行動するのが最高の成果(効果)を得られるのは論を待たないでしょう。
行動するのにもっとも環境が悪い時に行動を起こしては、時間も労力もお金も浪費するだけです。
そうならないためには、自分の持っているいろんな資源をもっとも有効に使うため、待てるなら待ってから、ここぞという時に全力を注いだほうがいいでしょう。
そういう意味では、環境が悪い時は、世の中の流れや動きをじっくり観察しタイミングを待つやり方もあります。
私は、現在、ダブルワークのうち一つの勤め先を解雇されたので他の仕事先を探していますが、より自分に合った仕事(先)を選ぶために情報収集に励んでいます。
とりあえず、当面の生活費は何とかなるので焦らずにやろうと思っています。
冒頭で紹介した大石内蔵助であれ本田宗一郎であれ、事を起こさないでいる間は一見ぶらぶらしているようであっても、頭の中はフル回転していて情報収集は怠らなかったはずです。
仕事人は、これぐらいでなくっちゃね!

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yoron at 17:12│Comments(0)仕事人の叫び 

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