失敗やミスをして痛い目に遭う経験は若いうちにしたほうがいい目標は、具体的に、期限を決めて、着実に。そうすれば、やるべきことが明確になる。

2020年03月18日

急成長企業が求める人材は、思考が柔軟でフットワークの軽い人だ

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(あなたは、カオスの環境下でも仕事ができそうですか?)
大企業に勤務している人の中には、自社の経営や仕事環境に失望して、できるなら将来性の高い急成長企業(ベンチャー企業や有望事業に取り組んでいる企業等)に転職して活躍してみたいという願望を持っている人もいるでしょう。
特に、30代、40代あたりだとそれなりの経験も積んで自信もあるでしょうから、同世代の人がそういった企業で活躍している姿を見ると「自分も!」という思いを持つこともあるはずです。
私自身がそうでした。
しかし、自分の過去の仕事人史を振り返ってみると、自分が考えているほど現実は甘くなく、実際はそれほど活躍できなかったというのが正直なところです。

かつて人材紹介会社でキャリアコンサルタントの仕事をしていた頃、ある急成長企業のシステム担当者の求人依頼があり、数いる候補者の中から何人かの適当な候補者たちを紹介したことがありました。
私が推薦したのは、全員が大企業でいろんなシステム開発・運用などの仕事に関わって実績をつくったような人ばかりでした。
転職も初めてまたは極力少なく、学歴もそれなりにあってマネジメント業務の経験もあるような、それこそ経歴(キャリア)的には一見申し分なさそうな候補者たちでした。
しかし、結果は全員NGでした。


その理由を依頼企業の担当者に確認したら、こんなことを言われました。
「たしかに、候補者の方々はキャリアも素晴らしくその人たちに合った環境でならば力を発揮できるでしょうね。でも、我が社は大企業のような社内風土ではないし、システマティックな仕事の流れにもなっていません。急激に成長しているがゆえにすべての面において足りないものが多く、だから、そういう環境で働いてくれる人に期待するのは、自分で状況判断をし、どんどん行動を起こし、自らがリーダーシップを発揮して足りないものを創り上げていく力です。待っていても誰も仕事を与えてくれないので、指示待ちタイプの人は当社に合いません。もし、そういう人が入社したらその人自身が不幸になるだけです」と。
要するに、“”急成長企業が求める人材は、思考が柔軟でフットワークの軽い人”だということです。

私が面談した候補者たちは、大企業では通用していた人だけあって、応募書類の作成のし方に始まり、自分のキャリアについてのPRのし方も上手でそつがないところがありました。
逆に言えば、私自身が急成長企業側が求めている人材についてよくわかっていなかったのかもしれません。
考えてみれば、私自身が立ち上がったばかりのベンチャー企業で働いていた頃は、何かをしようにも周囲に依頼できる人がいなかったのでほとんどすべてを一人でやっていました。
本来なら、その感覚をベースに候補者探しをすべきだったのです。
システムの開発・運用をやりながらも人手がなかったので経理も総務も営業もやっていました、みたいな自走タイプの人がこの会社には向いていたのかもしれません。

これも私の体験談ですが、ある急成長企業に自分の将来を期待して入社したことがあります。
しかし、当初のわくわく感とは違い、ある種のカオス(混沌、混乱)状態の中での仕事だったので想像以上にストレスが溜まり、どうにも耐えきれなくなってその会社は短期間で退職しました。
当時は、周囲(同僚たち)から責任感がないだの何も成果を出していないだのと散々言われましたが、自分の力不足は認めつつ、自分の身が大事だと考えさっさと去る選択をしました。
実はこの会社では私ばかりでなく同様の決断・行動をした人はけっこういました。
事前の自分の認識・見通しが甘かったの一言に尽きるのでしょうが、歴史もあってそれなりにいろんなものが整っている大企業の勤務経験しかない人にとっては、急成長企業の内側の実態は自分が身を持って経験してみないかぎりわからないものです。
ただ、先程言ったことの繰り返しですが、思考が柔軟でフットワークの軽い人であれば飛び込んだ後で環境に合わせた仕事ができるような気はします。

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yoron at 19:16│Comments(0)仕事人の叫び 

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失敗やミスをして痛い目に遭う経験は若いうちにしたほうがいい目標は、具体的に、期限を決めて、着実に。そうすれば、やるべきことが明確になる。