非正規雇用の身分ゆえ、来年の最大の関心事は仕事の確保仕事の仕組み化ができない組織は衰退の道をたどる

2019年12月22日

仕事の充実度は、案外他人のほうが気付くものらしい

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(仕事の充実度、それはいったい・・・)
飲食業界は、長時間労働、低賃金、コンプライアンス軽視といった面があることからブラック業界ともいわれ、仕事先をすぐ辞める人もたくさんいる業界です。
表面的にはそういうところもある一方で、中の人間として気付くのは、料理を作るのが好きで好きでたまらない、自分が作った料理(仕事の成果として提供するサービス)でお客さんの笑顔を見るのが何より嬉しいと感じ仕事にやりがいを感じている人も多いという事実です。
私自身、初めて飲食の仕事に就いた時は、会社勤めのサラリーマン時代の仕事の比ではないぐらいのきつさに悲鳴を上げたぐらいですが、それも何年か耐えて続けているうちに不思議と仕事の面白さを感じるようになりました。

私はネット上でよく「仕事が大変だった」とか「理不尽なことが多い仕事だ」とか「給料が少なすぎて生活がきつい」とかつぶやいているのですが、ある人からこう言われたことがあります。
「今の仕事はお前に合っているんだね。仕事面が充実していることがよくわかるよ」と。
この言葉は私には意外だったのですが、よく考えてみれば、なんだかんだつぶやきながらも(言いながらも)日々バリバリ仕事をしているし、今の仕事(飲食関係)をずっと続けてきているわけで、そういう面ではたしかに仕事での充実度は高いといえるのかもしれません。


かつて会社勤めをしていた頃は、仕事が終わるとよく同僚などと飲みに行っては仕事上の不平不満をこぼしていたものです。
当時もよく長時間労働をしていましたが、それは自らやりがいを感じながらバリバリ仕事をした結果ではありませんでした。
どちらかといえば、やらされ感を感じながら(やりたくもない仕事だけどやらなければならないのでやる)やっていたので、そうとうストレスがたまるものでした。
だから、そのストレスを解消するためにお酒を飲むというパターンでした。

当時は会社の同僚以外の人たちともよくお酒を飲む機会(趣味の会とか)が多かったので、周囲の人たちからは私はそうとうお酒好きな人間にも見えていたようですが、お酒以外にのめり込めるものがあれば実は飲まなくても平気な人間なのです。
事実、ここ数年、私はあまりお酒を飲んでいないし、いわゆる付き合い飲みはほとんどしていないのです。
この時期(12月)であれば、かつては一週間に何度も忘年会という名の飲み会が続いていたのですが、驚くなかれ、今なんてゼロです。
たぶん、自称忘年会は、年末の休みに身内である弟と少し飲む時ぐらいでしょう。

かつての飲み仲間から、冗談半分で「お酒好きのお前からお酒を飲む機会をとったら(それが原因となって)ストレスがたまりまくるだろう」と言われることがありますが、現実はまったくその逆になっていて、“仕事でストレスがたまる→そのストレス解消のためにお酒を飲む”という連鎖がなくなったため(仕事でストレスがたまらないからお酒を飲まなくてよい)飲むお酒の量は激減しました。
こういう自分の生活の変化からわかることは、結局のところ、自分の好きなこと、やりがいを感じることを仕事にしたら(仕事を通してそれを見出すことができたら)、仕事の充実度が高まるということでしょうか。
そして、今の仕事が充実しているかどうかは、案外他人のほうが気付くということですかね。
あなたは、今、自分の仕事に充実感を感じることができていますか?

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yoron at 07:20│Comments(0)仕事人の叫び 

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