担当外の仕事でも面倒くさがらずやってみるべしどんな仕事であれ、どんな待遇であれ、必要とされるのはいいことだ

2019年11月24日

相手の実状を無視したアドバイスは無意味だし、逆効果だと知れ

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(あなたは相手の実状を理解した上でアドバイスしていますか?)
私はこれまで、新卒で入社した大手メーカーを皮切りに10数回の転職を経験してきました。
大企業、中小企業、スタートアップ直後のベンチャー企業、日系、外資系、業界いろいろ、職種いろいろ、いろんな環境下でいろんな仕事を経験してきました。
私の強みはこのブログの記事にも反映されている通り、そういったいろんな経験を踏まえて仕事(人)論を語れることです。
もちろん、私も世の中のありとあらゆる仕事に通じているわけではありませんので、語れることには限界があり、それゆえ自分の知らない仕事(分野)については極力口を出さないように心掛けています。
本などで得た知識レベルで語れないこともないのですが、それだと内容が薄っぺらになってしまい、関係者が聞けば「こいつ、こちらの実状をまったく理解していないただの評論家だな」と思われるだけなので語らないのです。

ところが、世の中には、仕事人としての経験としては、一社のみ、職種もほんの少し、といった程度なのに「仕事とはこういうもんだ」みたいに偉そうに語っている人がいます。
そういった人が自分の知らない世界で働いている人にするアドバイスは、残念ながらほとんど的を射ていないものが多いと言わざるをえません。
同じような仕事、似たような状況に対するアドバイスならば有効かもしれませんが、そうでない場合は無意味だし、アドバイスを受ける立場からすれば「時間の無駄だったな」という印象しか持たれず逆効果になってしまいます。
何らかのコンサルタントを名乗る職業の人が巷にはたくさんいますが、その仕事でうまくやれるかどうかはこのあたりがポイントかなと思います。


私の知り合いに大手企業しか経験したことのない人がいますが、私が零細企業勤めの悩みを吐露する度にいちいち「こうしたほうがよい、ああしたほうがよい」とアドバイスしてきます。
本人は私のためだと思い言っているのでしょうが、大手企業も経験している私からすると、「そりゃあなた、人・物・金・情報など経営資源が豊富で組織力もある大手企業でしか通用しませんて」みたいなものが多く何の参考にもなりません。
それに、以前の記事でも書いた通り、私は若い頃に多数のビジネス書を乱読していたので、あるべき論だの仕事効率化論みたいな事柄はだいたい頭に入っているんです。
だから、相手が本に書いているようなアドバイスをしてくると、「そんなことぐらい、こっちはっとくにわかっているわい!」ってなもんで、不遜かもしれませんが相手を見下してしまいます。
もちろん、知らない事柄だったら参考になることもありますけどね。

これも以前の記事で書きましたが、私が大企業経験しかなかった若い頃(30代)、零細企業の社長に上から目線な感じで経営論みたいなものを語り相手から呆れられたことがあります。
当時は、大企業流のやり方、考え方は世の中全般に通用するものだという思い込んでいたのです。
しかし、その後、いろんな規模の会社に勤める経験をしてみると、規模に応じた仕事のし方というのがあることを身をもって理解できました。
今の経験を踏まえて当時の場面に戻れるなら、目の前の零細企業の社長に対しもっと有益な経営論を語れたはずです。

例としてはあまりよくないかもしれませんが、ヤクザの世界から足を洗いたがっている人がその具体的な方法についてアドバイスを求めている時に、「ふつうの人の世界はいいもんですよ。あなたもぜひ仲間入りして下さい」などと的はずれの生き方論を語っても無意味なだけで相手の心には何も響かないでしょう。
必要なのは、具体的な足抜けの方法、その後の人生に役立つ具体的な情報などです。
本人に悪気がないのはわかっているのですが、このところ、私の実状を無視したアドバイスをしてくる人が時々いるので、今回はこんな記事を書いてみた次第です。

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yoron at 06:28│Comments(0)仕事人の叫び 

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