ビジネスや自分の成長のために使える人脈の作り方他人の生き方を否定するのはやめよう、人間関係を悪くするだけだ

2019年10月20日

『職業に貴賎なし』の意味は、年とってからのほうがよくわかる

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職業に貴賎なし』という言葉があります。
意味は、「どんな仕事も社会に必要とされているものであり、働くこと・職務を全うすること・労働をして稼ぐことは等しく貴いことなのであるから、人を仕事の内容によって差別すべきではない」ということです。
若い頃からこの言葉は知っていたし、そういう考えは常に持っていたいと思っていました。
一方で、若い頃は自分の前途に無限の可能性を感じていたことや周囲から尊敬の念を抱かれたいという思いもあり、何となくかっこいい仕事に就きたいとか、高い地位に就きたいとか、高い年収を得たいとかそんな欲がありました。
だから、当時は本音のところでは職業をランク付けし、そしてそれによって人を評価していたところがあります。

わかりやすい例で言えば、大企業でオフィスワークをしている人は公園で掃除をしている人より偉く、優秀な仕事人であるといったような。
しかし、そんな大企業の仕事も経験し、その他いろんな仕事を経験してきてつくづく思うのは、『職業に貴賎なし』というのは本当にその通りだなということです。
私は現在非正規社員として二つの仕事をパートタイムで掛け持ちしています。
ここ数年はパートタイムやアルバイトなどの非正規社員の身分で仕事をしています。
大企業の正社員として働いていた頃と大きく違うのは周囲の同僚たちです。
大企業時代は、学歴は大卒、頭の切れが良く、身なりを含め何となく洗練された人が多かったように思います。
それに比べると、非正規社員の世界は、学歴が低く、頭の切れもそれほど良くなく、体裁にはあまりこだわらないような人も多い印象を受けます。


私が現在身を置く飲食業界はその典型で、職場でのパワハラやセクハラなどは日常茶飯事で男性同士の会話では下ネタ花盛りです。
以前勤めた日本料理店ではお客さんはそこそこの地位の人が多い印象があったにも関わらず、店内の人間関係は最悪でコンプライアンス無視もはなはだしいものがありました。
ある意味そんなひどい仕事場であっても、地道に真面目に働いている人はたくさんいました。
私が今働いている職場には私と同世代の女性がいますが、「私には料理を作れる才はまったくないんです」と言う彼女は、洗い場担当として毎日ずっと食器洗いの仕事をし続けています。
食器洗いは飲食店の仕事では絶対必要なものですが、正直なところ面倒だし、地味だし、ちょっとでも洗い残しがあるとクレームを受ける嫌な仕事でもあります。
だから、この仕事を敬遠したがる人が多いのが実状です。

また、現在、私の自宅のある建物の近くで木造アパートの建設が行われているのですが、現場が休日の日以外は多くのいろんな職人さんがやってきていろんな仕事をしています。
間近で見ていると本当に地味な仕事がたくさんあるのがよくわかります。
そして気付くのが、「一つの建物が完成に至る工程では実にたくさんの地道な仕事の積み重ねが必要なんだな」ということです。
こういうことを自分自身で経験したり、間近で見るという体験をすると、『職業に貴賎なし』という言葉がただの言葉ではなく心に突き刺さる言葉として受け止められるようになります。
外出している際に尿意を催してどこかのトイレを使い、用を足した後はスッキリ感を感じる人が多いでしょう。
その際、トイレが清潔なほど気分が良いはずです。
ふつうの人はこの段階で終わりです。
ただ、もし、このトイレを毎日きれいに掃除している人の姿をしばしば目撃している人ならば、その仕事人たちに感謝の念を抱くことでしょう、「この人たちのおかげでこのトイレを気持ち良く使うことができているんだよな」と。

かつて人材紹介の仕事をしていた頃、転職活動がうまくいっていない中高年者にしばしば出会いました。
彼(彼女)らに共通していた一つの特徴が過去の仕事や待遇にこだわるというのがありました。
悪い意味でのプライドが高いってやつでしょうか。
年齢や可能性から考えてこの人にはこの仕事は適当かなとこちらが紹介しても、そんな仕事やれるか!という態度でとあっさり断ってくるのです。
中には「ふざけるな!、私の過去のそうそうたる経歴を見ろよ」ぐらいのけんまくで辞退する人もいました。
こう言っては何ですが、こういう人たちは明らかに職業で人を差別するタイプです。
残念ながらこういう人たちが転職活動がうまくいかないのは無理もなく、また人間関係でも損をしています。
さてさて、あなた自身はいかがですか?
職業で人を判断・評価していることはありませんか?

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yoron at 09:38│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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