不安心理を煽れば商売繁盛?“立場”や“勤務先”のおかげを自分の実力、人間的魅力と勘違いしていないか

2019年10月13日

自分が考える理想の上司はどこにもいない。大事なのはどう付き合うかだ。

両津勘吉像1(亀有)
(目の前の上司に理想を求め過ぎていませんか?)
「こんな人が上司だったらなぁ」という思いが多くの人の中にあるせいか、メディアネタで“理想の上司”として有名人をランキングするのがよくあります。
でも、これはつくられたイメージだけでの理想であって、実際にその人の部下になったら相手の嫌な面が見えてきたり、やりづらい部分もあったりして幻滅を感じることもあると思います。
理想はあくまでも理想、現実は現実なのです。
私は、若い頃にビジネス書や歴史書であるべき上司論や部下の使い方のうまかった歴史上の人物論などをよく読んでいたこともあり、目の前にいる実際の上司に対してはいつも理想的言動を求めていました。
そして、自分の理想に反する言動が多い上司に対しては不満を抱くのが常でした。
不満が多い上司に対しては、仕事帰りに気の合う職場の同僚と飲みに行っては愚痴をよくこぼしていました。

そんな私も、年をとり、転職を多数経験し、多くの上司に仕える経験をしてみると、結局、「自分が考える理想の上司はどこにもいない」ということに気付きます。
考えてみれば、それは当然なんです。
だって、自分が考える理想と相手が考える理想は違うわけだし、それに立場が違えば見える風景も違うし、考え方も違うのですから。
例えば、「決断が遅い!」とか、「指示がころころ変わる!」とか、「部下をえこひいきする!」とか直属の上司を批判しても、上司は上司でその人の上司の判断・決断の影響を受けるのであり、また、自分の考え方をよく理解して実践してくれる部下を高く評価するのは仕事人として当たり前だからです。


『隣の芝は青い』ということわざがありますが、他部署の上司の言動を観察していて自分の上司よりよく見えることがあります。
「あー、私もあの部署であの上司のもとで仕事したらきっといい仕事ができるのになぁ」なんて思うこともあるでしょう。
でもね、これも私の経験上ですが、実際にそんな人の部下になっても必ず自分の理想に反する場面ってあるもんなんです。
部下を決して怒らないし、部下の言うことには真面目に耳を傾けてくれるというイメージを持っていた人の部下になってみたら、その反面その上司は優柔不断な性格があったとか、危機に直面した際のリーダーシップに欠けていたとか、何かしらマイナス面があった、みたいなことってよくあるものです。

だから、結論的に言えば、どんな人が上司になったとしても、大事なのはどう付き合うかなんですよね。
自分の成長を考えるならば、どういうタイプの上司からでも何かを学ぶ姿勢を持っていることが大事です。
言い方は悪いですが、上司という存在は自分の成長のために利用すればいいのです。
私が現在の飲食業界の仕事に就いて5,6年ほど経ちましたが、正直いって、仕えたすべての上司が人間性に問題がある人ばかりだったような気がします、これはあくまでも私の主観ですが。
中には、「職人の世界で人間性なんてものはまったく価値がない!」と言い放った上司もいましたし。
そんな仕事ではあっても、私は私なりにそれぞれの上司から学べる点は学んできました。
さて、あなたは、現在の上司、これまで使えた上司からどんなことが学べましたか?

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yoron at 09:04│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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