40代後半からは良質の求人への転職は難しいと考えよ苦しい時や金回りがよい時には儲け話に心が動きやすい。お金をかける事柄は常に用心深くあれ。

2019年09月07日

“教える”のは、教わることより何倍も難しい

IMGP1785
(仕事を誰かに教えるって大変ですよね?)
仕事人をやっているとわからないことがたくさん出てくるので勉強しなければらないことがたくさんあります。
それこそ若い時は勉強の連続といってもいいかもしれません。
いや、人生ずっと勉強の連続だといっても過言ではないでしょう。
学校を卒業してやっと勉強から解放されたと思ったのも束の間、仕事人になってからのほうが勉強することが増えたと嘆いている人もいたりなんかして。
まぁ、勉強を強いられた苦役と思えば大変でしょうけども、自分のためになる、面白いと感じられれば逆に人生を豊かにしてくれます。
おそらく、そのことに気付いた人は嬉々として勉強に勤しんでいることでしょう。

ところで、50数年の人生経験を経てつくづく感じて感じていることですが、“教える”のは、教わることより何倍も難しいですね。
誰かに何かを教えるためには、教える事柄について自分がちゃんと理解していないと教えられないとはよく言いますが本当にその通りだと思います。
それに、教えるにはそれなりの教えるテクニックが身についていないとうまく教えられません。
なぜ教えるのが難しいのかといえば、それは相手がいるからです。
自分では教えたつもりでいても相手がわかっていなければ、それは教えたことにはなりません。
もし教えていても相手が忘れていれば、それも効果という点では教え方が悪かったということになります。


こんな人いますよね?
「私はきちんと教えたんだけど、あいつが覚えていないだけなんだ(忘れてしまったんだ)」と自己主張する人。
たしかに、事実関係でいえばそういうことはよくあります。
しかし、第三者が聞いたら、たんに言い訳に聞こえがちです。
もしあなたが上司やチームの責任者で部下やメンバーからそういったことを言われた場合は、「相手が覚えられるように(忘れないように)教えてくれよ」と思うはずです。
部下やメンバーからすれば、「それって具体的にはどうすればいいのさ」と不満を言いたくなるかもしれませんが、そこが教えることの難しいところなのです。

『人を見て法を説け』ということわざがありますが、これは相手の能力や理解度を見て、それにふさわしい教え方・言い方をしなさいという意味です。
教えるという行動において一番難しいのがこの点だといっても間違いないでしょう。
私はこれまで10回以上転職し、いろんな業界で、いろんな会社で、いろんな職場でいろんな仕事を経験してきましたが、仕事人の世界では、教え方のうまい人とへたな人の差が歴然としていることをつくづく感じています。
そして、教え方のうまい人は案外少ないことも実感しています。
これは私の考え方ですが、仕事の教え方上手な人はおそらく多くの会社が欲していて、そういう人は組織の中で重要なポジションに就けるような気がします。

私はここ数年飲食系の会社でパートタイムとして働いていますが、この業界はいまだに精神論が横行しているところがあり教え方のうまい人が他業界よりも少ない印象を持っています。
私はいろんな会社で長年正社員として働いてきた経験があるのでこの業界のいろんな問題点に気付きます。
私がよく驚くのは、例えば、職場に新しいパートやアルバイトが入ってくると、正社員は自ら教えることをせずに教育一切を同僚のパートやアルバイトに丸投げしてしまうことです。
これだと単純作業の仕事ぐらいは覚えられるかもしれませんが、重要なことは教えられなかったり、あるいは教える人のスキルや独特のやり方でその会社が望んでいない仕事のし方を身につけてしまう可能性もあります。

私は現在朝と夜に別々の勤務先にてパートタイムで働くダブルワークをしていますが、朝の勤務先はパートがパートに仕事を教えるスタイルで正社員はその現場を観察することもしません。
私はこれはまずいと感じ、指示されたわけではありませんでしたが、自主的に業務マニュアルを作成して全員で共有するように工夫しました。
もちろん、それを正社員に見せ問題や改善点があれば伝えてほしいということは言っておきました。
もっともそういう基本的なことを理解していない人だったので、「あー、はい」ぐらいの素っ気ない反応でしたけどね。
大企業では当たり前に行われていることですが、教えるには口頭と文書の両方が必要です。

教えることに慣れていない(そういう教育を受けたこともない)パートやアルバイトの人が、要領を得ない話し方であれこれ詰め込んで教えようとしても、教わる側は何のことやらさっぱり理解できないという問題はよく発生しますし、現に私はこの業界のあちこちの職場でこういった光景をよく見てきました。
私はこれまでにいろんな会社で業務マニュアルを作成してきましたが、常にその会社やその職場のスタッフのレベルを自分なりに読みながらそれに合わせて作ってきたつもりです。
先程紹介したことわざ(『人を見て法を説け』)ではありませんが、教える相手に理解してもらって行動までいくような教え方(業務マニュアル)でないと意味がありませんからね。

今日の記事はつい長くなってしまいましたが、なぜこんなことを書こうと思ったのかといえば、最近こんな出来事を経験したからです。
朝の勤務先では、主婦歴の長い年輩の女性の人がパート仲間なのですが、その人と話をしていると、私のように長年会社の正社員として働いてきた人の感覚では、仕事に対する考え方が大きくズレていたのです。
こう言っては失礼かもしれませんが、私が「仕事なんだからこんなことは当たり前でしょ」と思うことが彼女にとっては当たり前ではないのです。
例えば、私からすると「指示された(言われた)こと以外のことでも改善すべき点があれば積極的に改善するのは仕事のうち」なのですが、彼女は「指示された(言われた)ことだけをするのが自分の仕事」なのです。
これだけ考え方が違うのですから、教える側は教え方を考えないと効果がうまく出せないはずです。

また、今の夜の勤務先では、教える側が自分の教え方を絶対と思い込み、その通りできないのは教わる側の能力の問題、意思の問題と片付けてしまう傾向があり、これもまたダメな例です。
こういう人が上司や責任者だと最悪で、とにかく怒る、怒られる側は委縮するので怒られた理由さえ聞けない、理由がわからないからまた問題が起きる、そんな悪循環の繰り返しになります。
学歴や企業内教育制度の有無だけを問題にしてはいけないかもしれませんが、飲食業界に入って感じるのは、この業界には大卒者が比較的少ない(いても有名校卒は圧倒的に少ない)とか、学校ドロップアウト者も多いとか、本などを読んで勉強する人が少ないとか、部下の教育のし方をまともに勉強した人が少ない(ほとんど自己流)とか、そういったことも背景にあるのかなと思います。
パワハラ、セクハラ、コンプライアンス無視、低賃金(長時間)重労働などの実態をまざまざと目の当たりにし、こういう環境の中で働いている人たちに仕事等を教えていくのって大変だなと思っている今日この頃です。
あなたの職場環境はどんな感じですか?

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ

<br><br clear=
yoron at 07:27│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
40代後半からは良質の求人への転職は難しいと考えよ苦しい時や金回りがよい時には儲け話に心が動きやすい。お金をかける事柄は常に用心深くあれ。