ストレスがピークに達し「もう限界だ!」と感じたら、辞める勇気も必要だ“教える”のは、教わることより何倍も難しい

2019年09月01日

40代後半からは良質の求人への転職は難しいと考えよ

大手町2
(仕事人としての自分の力を過信していませんか?)
かつて人材紹介会社でキャリアコンサルタントをしていた頃、ある急成長中のITベンチャー企業の求人を担当したことがありました。
メディアなどでもそこそこ話題になっていたせいか、たぶん成長性への期待があってのことだと思うのだが、人材登録した転職希望者に案件を勧めると受ける人がけっこういました。
でも結果は不採用続きでした。
特に40代以降の人は仕事人としての経験は豊富でもなかなか難しい感じでした。
「おっ、この人は素晴らしい経歴の持ち主だな。求人要件にも合っていそうだ」とこちらが思って推薦してもあっさり不採用の連絡を受けることが多かったですね。

採用の仕事や人材業界で働いた経験のある人ならわかるでしょうが、それなりの有名企業だったりいい条件の求人案件には応募者が殺到するものです。
つまり、採用側からすれば選び放題ということになります。
だから、その会社が本当に欲している人材の要件の中に20代から30代までという年齢制限がある場合に、いくら素晴らしい経歴だからといって40代の人が応募しても採用される確率は低いということです。
一般論的にいえば、会社の採用担当者はこう考えるのです。
「この40代の人は経歴は素晴らしいがこれまでの仕事人人生で身についたあれこれで使いづらいだろう。それに比べると、こちらの20代の若者は経験不足であるが素質は十分あるし性格もいいので教育していけば戦力になってくれるだろう」と。


40代といえば、私自身もそうでしたが、仕事人としてはかなり自信を持っている世代です。
ノウハウ・スキルを十分身につけ、体力・気力もまだあるので自分の力を過信する傾向もあります。
特にそこそこの大企業勤務者は他の企業へ転職しても十分通用すると思い込んでいる人も多いはずです。
ところが、その自信や思い込みこそが危険なのです。
採用者側にとっては、面接などで自信満々で自己PRをされると警戒感を持つし、もし採用されて入社したとしても、そういった応募者は現状を見て早々に失望してやる気を失い、あるいは人間関係がうまくいかず去っていく可能性が高いのです。
プロの採用担当者ほど、人間性を含め(それこそ心理学のアプローチも取り入れ)そのあたりを慎重にみます。

ある会社で採用の仕事をしていた頃、営業職を募集したところ、まったく畑違いの業界の営業経験者が応募してきたことがありました。
その人は40代半ばでしたが、実直そうで真面目そうで、それでいて周囲を和ませる雰囲気を兼ね備えていたので即採用を決めました。
自分はまったく業界未経験なのでゼロから一生懸命勉強しますという腰の低さも気に入りました。
実際、入社後その人は一生懸命勉強していましたし、人柄で周囲からも好かれどんどん人気者になっていきました。
なかなかいませんが、こういう人材ならおそらく採用されやすいでしょう。
そういう点で、素直さや謙虚さを普段から持っているような人は転職において武器になりえます。

ハイクラスの求人を扱っていることで有名なビズリーチという会社があります。
大企業勤務者で良質の求人への転職を考えている人は登録している人も多いかもしれません。
しかし、そういう人は世の中にたくさんいて、その結果ビズリーチのデータにはそうそうたる経歴のハイクラスの人材がたくさん登録されています。
自分は語学力があり、海外勤務経験があり、MBAの資格を持っていて、実務力もあると自負していても、そういう人材ならこの会社のデータベース上は他にもごろごろいるのです。
これが現実なので、40代以上で自分の実力に自信がある人も自惚れないことが肝心です。
仕事柄こういう世界というか現実を見てきたので、私は思い切って大きくキャリアチェンジをしたのです。
自分の本当の実力と世の中の現実に気付くのは早いことに越したことはありませんからね。
今転職をお考え(転職活動中)の人は、こういったことも知っておくといいかもしれません。

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yoron at 07:35│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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