仕事が辛い時に頑張れるかどうかは、仕事上の目標よりも個人の目標があるかどうかのほうが大きい50代以降の仕事人人生は“実務力”があったほうが生きやすいと思う

2019年07月27日

他人の振る舞いを反面教師にするには、自分の愚痴や不満の理由を考えればよい

df734bb4.jpg
(あなたが愚痴や不満をこぼす理由は何ですか?)
仕事人やっていると、必ずといっていいほど誰かに愚痴をこぼしたり、誰かに自分の不満を訴えたくなることがあるものです。
口に出さないまでも自分自身の中で何かに対し不満を抱くことはどんな人でもあるはずです。
人生勉強という言葉がありますが、私はね、こういう愚痴や不満こそがもっともいい人生勉強のチャンスではないかと思っているんです。
反面教師という言葉があるじゃないですか。
他人の悪い振る舞い見て自分自身に対する反省や戒めとすることですが、他人の言動に接する中で出てくる愚痴や不満というのは、人がこういう振る舞いをすると他人に不快感を与えるんだなということを教えてくれているのです。
だから、自分が愚痴や不満をこぼしたくなったりこぼす時は、少し冷静になってその理由を考えてみることです。
「なぜ、自分は愚痴や不満をこぼしたくなったのだろう?」と。

こういう事例は普段の日常生活にあふれているのではないでしょうか。
特に利害関係が絡む仕事の現場にはたくさんあふれているような気がします。
もちろん私の日常にも(笑)。
私は現在、朝と夜に別々の仕事先でパートタイムの仕事をしています。
それぞれの職場は人間関係も職場の雰囲気もまったく違います。
ただ、それぞれの仕事で愚痴ったり不満を言いたくなる事柄はあります。
例えば、朝の仕事であればパート同僚の動きの悪さを私がカバーすることによって自分の仕事の負荷が増えていることに不満を抱いているし、夜の仕事では私より年長の人たちが上から目線でものを言ってくるのに不満を抱いているしと、細かいことまで含めて事例を探すとたくさん出てきます。
不満を抱くだけで思考が止まってしまっては人生勉強にならないのですが、そこから一歩踏み込んで、他人に自分と同じような感情を抱かせないようにするにはどうしたらいいのかと考え、それを実践することができたならいい勉強ができたということになります。


仕事上の例をあげましたが、プライベートでも人間関係などではよくあります。
以前こんなことがありました。
趣味で飲み歩きにはまっていた頃、私はいろんな飲み屋街のいろんなお店に通じていました。
いいお店を周りの友人・知人に紹介してあげるととても喜ばれました。
同伴したりして紹介するのはボランティアでした。
そんな私の行動を知った人の中には、この人にお願いすれば気軽にいいお店を紹介してくれると思った人も多かったようです。
ある時、知人の一人がある飲み屋街でその人の友人と一緒に楽しく飲みたいのでいいお店に連れていってほしいとお願いしてきました。
私は仕事のある日でしたが、その知人との約束のため仕事を何とか早めに切り上げ(そのための努力をし)待合せ場所で待っていました。
しかし、待合せ時間に待合せ場所に知人は現れず、何でもその知人の友人が体調不良で参加できないので今日の予定はキャンセルでまた後日お願いしたいといった趣旨のメールが携帯に届きました。

その時の心境は、ブチ切れそうな感じでした。
ある意味私のプライベートな時間を拘束することになるお願いしてきた人が自分側の都合だけで約束を反故にし、さらには悪びれた様子もなく再度同じお願いをするとは。
情報提供だけでなく一緒に同伴してほしいというお願いまでしてきておきながら。
私にすりゃ、同伴者が来れないのであればその人だけでも来て付き合い、その時の経験や私からの情報などをもとに改めてその人の友人と一緒に飲みに行けばいいでしょと。
気が利く人なら、自分がお願いする立場になったら、「悪いね今日は時間をとってもらって。今日の飲み代は私に持たせていただきますね」ぐらい言うだろうと。
その人は私にお願いすれば誰彼構わず気軽に動いてくれるだろうと安易に考えていたのかもしれません。
要するに私を無料の便利屋ぐらいに軽くみていたんでしょうね。
まぁ、その人のその振る舞いは私を立腹させる結果になったのですが、逆にいうと、他人に対しこういうお願いのし方や振る舞いをすると他人は腹を立てるということです。

他人を反面教師としていろんなことを学んでも、現実的には自分も同様のことをしてしまうということはよくありがちで、そういう面では人間は完璧な存在でないということを思い知らされます。
でも、日々の生活の中で、人間関係の中で意識し心掛けることは大事なことかなと思います。
「他人にされて(自分が)嫌に感じたことは自分も他人に対してはやるな」とよく言われます。
他人を反面教師にするということはそういうことだと思います。
先程の飲み約束の例で言えば、私が他人の時間をもらう約束をする際は余程の事情がないかぎりその約束を大事にし最優先するということです。
そうすることによって相手との信頼関係は構築されるのだと思います。
さて、あなたが最近経験した反面教師にしたいと思った事例にはどんなのがありますか?

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ

<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
yoron at 05:33│Comments(0)仕事人の叫び 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
仕事が辛い時に頑張れるかどうかは、仕事上の目標よりも個人の目標があるかどうかのほうが大きい50代以降の仕事人人生は“実務力”があったほうが生きやすいと思う