思った以上に高い正社員と非正社員の間の意識の壁誰かが行動を起こさなければならない場面、あなたはどうしますか?

2019年07月14日

「いつかは自分も」という事柄なら、当事者意識を持ち、真剣に考え、事前に行動(準備)を

早朝の風景(秋葉原)
(「いつかは自分も」の事柄を他人事として受け止めていませんか?)
勤め人には必ず定年というのがあり、その日が来ると長年慣れ親しんだ勤め先を去らなければなりません。
私の兄(次男)は今年の7月にその定年が到来するそうで、その後はとりあえず再雇用制度を利用してしばらく働き続ける選択をしたそうです。
待遇等の詳細は聞いていませんが、おそらく大幅に下がることでしょう。
また、他の兄(三男)はあと二年半で定年を迎えるそうで、目下その後の人生についてあれこれ思いを巡らしているようです。
私はといえば、40代頃に定年を意識せずできる仕事に就きたいと考えて職人の道を目指すことにし、50歳を目前にしたところで大胆なキャリアチャンジを行いました。
決断を実行に移して5年ほど経ちましたが、目指していた姿にはまだほど遠く道半ばといった感じです。

勤め人をやっている(やっていた)私の友人・知人たちの動向を見ていると二つのパターンに分けられます。
一つは、年齢面も含めいまさら他の仕事はできないということで現勤務先に勤められるだけ勤め続けようとするパターン、もう一つは、定年を待つことなく世間で通用するような何かしらの武器を身に付けようと早めに行動を起こし(準備をし)、場合によっては勤務先を辞めてしまうパターンです。
私は後者のパターンでしょうか。
前者の中には、さらに二つのパターンがあるような気がします。
どうせ定年が来たら辞めるんだから、会社の恩恵が受けられる今のうちは決断・行動を先延ばしにし遊びや趣味等に時間を使い悠々自適に過ごそうとするパターン、それと、定年後の人生についてあれこれ考えてはいるものの堂々巡りばかりして決断・行動にまでは踏み切れないパターンです。


人それぞれの人生なので私ごときがとやくかく言うべきではないと思いつつも、勤め人であればほとんど例外なく、“勤め人=定年あり、必然的に定年後の人生設計が必要”という流れがあるので、漠然と考えているだけではダメで、例えば他人の例などを参考にしながら自分の進む道をしっかり設計し行動をしたほうがいいでしょう。
私の兄(三男)は定年まであと二年半はあると少し余裕を見せている感じですが、私に言わせりゃ二年半なんて何かを準備するには短いぐらいです。
私が新しい仕事に就くことを決断し、それを行動に移しゼロから始めて今の状態にもってくるまで5年もかかっているのです。
もちろん、やることの内容によって時間差はあるでしょうが、私が言いたいのは人生を左右するような事柄をやるにはそれなりの時間がかかるということです。
ましてや、稼ぎをつくる仕事ができる人になるにはなおさらです。

考えてみれば、私は若い頃から今の自分の姿になる準備のようなものをしていたのかもしれません。
いつも頭の中には「多くのいろんな仕事を経験し、仕事に関する多くのノウハウ・スキルを身につけよう」ということがありました。
だからでしょうか、これまでの転職回数は13回にものぼり、業界でいえば、電機、建設、IT、セキュリティ、人材、飲食などを経験し、職種は多数経験しました。
働き方も、正社員、業務委託、パートタイム、アルバイトといろいろ経験しました。
これらの経験はすべて今の私にとっては財産です。
このブログの記事もそれらの経験がベースになっていますし、記事がさらさら書けるのも豊富な経験のおかげです。
冒頭で紹介した私の兄たちの例だけでなくどんなことにも言えると思いますが、「いつかは自分も」という事柄なら、当事者意識を持ち、真剣に考え、事前に行動(準備)をすることが大事だということですかね。

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yoron at 09:47│Comments(0)仕事人の叫び 

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