今の環境、今の仕事からできるだけ多くを学ぶべし。それが経験になりノウハウになるのだから精神面の健全性は、朝と夜の通勤時の自分の気持ちでわかる

2019年05月19日

どんな仕事も甘くない。どんな仕事でも奥が深く、その道の達人がいるものである。

サトウキビの苗を植える父
(自分の仕事は大変に感じる一方、他人の仕事は楽そうに見えることってないですか?)
私が現在の飲食業に就いたのはかれこれ5年ほど前ですが、それ以前はまったく違う業界でこれまたまったく違う仕事をしていたので、未経験の仕事に就くにあたっては、“なるべく簡単そうで、誰にでもできそうで、あまり負担のかからない仕事”というのを意識しながら仕事探しをしました。
飲食の仕事に限らないのでしょうが、世の中には私のように考える人も多いとみえ、求人広告に「簡単で誰にでもできます。特別なノウハウやスキルは一切いりません。未経験者大歓迎!」などとうたったものがたくさんあります。
そんな文面にひかれこれまで何度かそういった会社(お店)に入ったことがあります。

しかし、頭の中ではわかっていたことですが、世の中はそんなに甘いわけがありません。
そういう求人広告を出すような会社はなかなか人が採れないので、あえてそういった文面にしているのです。
実際就いてやった仕事はどれも簡単ではなく、ハードで大変なものばかりでした。
一つひとつの仕事(作業)は簡単なものでも、たくさんの仕事(作業)をこなさなければならないとなると覚えるのは大変になります。
小さな会社には大企業のような充実した教育制度もないし、マニュアルのような文書で仕事を教える慣習もなかったりするので、慣れないうちには必死にメモをとりながら仕事をしなければなりません。
実働8時間と求人広告に記載されていても、実際ははるかに長時間労働を強いられることもあります。


また、そういった現実を知った上でそういった仕事を何年も何十年もやってきたような人は、その人なりのノウハウやスキルを持ちその道の達人になっています。
かつて勤めて大手企業の社員食堂のパート同僚スタッフの中に、目にも止まらぬぐらいの早さで食器類を洗う人がいてものすごく驚くと同時に尊敬したことがあります。
皿洗いという仕事を見下す人は、「たかだか皿洗いじゃないか。そんな仕事、誰だってできるさ」と思うかもしれません。
たしかに皿を洗うことは誰でもできるかもしれません。
でもね、仕事になるとたった一枚、数枚の皿を洗うわけではなく、何百枚、何千枚と洗わなければならないのです、それも一定の時間内に。
そういう状況になると、熟練者とそうでない人では明らかに差がでます。

仮にあなたが現在どこかの会社に勤めていて、定年退職したら「この仕事だったら私でもできそうだな」と新しい仕事のことを考えるとしましょう。
人生100年時代とかで定年後も働き続けたいと考える人が増えているそうなので、そのような考えを持つ人も多いかもしれません。
その時にはこういうことを念頭に置くことも大事です。
「自分がこれまでやってきた仕事は何かと大変なことも多かったな」と。
そう、仕事というものはどんな仕事でも大変なものであり、甘いものではないのです。
他人がやっているのを見て楽そうに感じても、実際自分でやってみると決して楽ではなかった、それが仕事というものなのです。
仕事人ならば、“どんな仕事でも奥が深く、その道の達人がいる”ということを忘れてはいけないと思う次第です。

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yoron at 06:26│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

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今の環境、今の仕事からできるだけ多くを学ぶべし。それが経験になりノウハウになるのだから精神面の健全性は、朝と夜の通勤時の自分の気持ちでわかる