本当に転職するかどうかは別にして、腕試しの転職活動はお勧めかな仕事観、人生観を変えればライフスタイルも変わる、当たり前だけど

2019年05月05日

仕事ができるできないは、環境の影響も大きいということは知っておいたほうがよい

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(あなたが成果を出せているのは、今の環境の影響も大きいのではないですか?)
あなたは今、自分は仕事ができる人間だと思っていますか?、それとも仕事ができない人間だと思っていますか?
これは主観的な感じ方の問題ですが、この問いに答える際に心に留めておかなければならないことは次のことです。
「はたして、自分は今と違う環境においても同じような仕事ができるだろうか(同様の成果が出せるだろうか)?」
つまり、何が言いたいかということ、仕事ができるできないは環境が大きく影響することもあるということです。
私はこれまで13回転職してきましたが、このことを身に沁みて感じています。

例えば、人・物・金・情報などの経営資源に恵まれた大企業でそれらの資源を活用していい仕事ができていても、それらがナイナイづくしの中小零細企業に身を置いたら思うように仕事ができなくなる可能性も高いということです。
あなたが大企業で採用の仕事を担当していた際は、採用のための予算がとれ、いろいろな媒体に求人広告を出して採用活動ができたかもしれません。
そして、他のチームメンバーの力を借りて多くの仕事ができたかもしれません。


しかし、採用の予算は一切なく、したがって求人媒体の求人広告も出せず、使えるのはハローワークなどの無料手段だけ、担当者は自分一人のみ、といった環境になると大企業時代のような成果を出すことは難しいでしょう。
しかも、小さな会社の場合は、採用の仕事だけでなく他の多くの仕事を兼務することが多いので(人事採用の仕事をやりつつ、経理・総務・営業事務の仕事をするとか)、頭の中ではわかっていても専門的に同じ仕事に集中することが難しい場合もあります。

私の周囲には、名だたる大企業に定年(近く)まで勤め上げてからその後は再就職をしていない人がいますが、そういう人たちはかつて勤めた大企業のままの感覚で話をすることが多いという印象を受けています。
中小企業勤務の人が悩みをこぼすと、「そんな時はこうしたほうがいい」などともっともらしいアドバイスをしたりするのですが、私のような大企業、中小企業両方の経験者からすると、「おいおい、そんなやり方は中小企業では通用しないよ」と言いたくなるようなものなのです。
先程も言いましたが、人・物・金・情報などの経営資源に圧倒的な差のある大企業と中小企業では、仕事に対する基本的な考え方の部分は同じでもやり方は違うのです。
この点は実際に経験してみないとわからないんですけどね。

私ぐらい転職回数が多いと環境が自分の仕事に与える影響の大きさをよくわかるのですが、違う環境をあまり経験したことがない、あるいはまったく経験したことのない人はわかりにくいかもしれません。
ただ、仕事ができるできないは、環境の影響も大きいということは知っておいたほうがよいでしょう。
と同時に、今身を置いている環境の中でその環境を十分活用してできるだけいい仕事をする(成果を上げる)ことは心掛けたほうがいいかもしれませんね。

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yoron at 08:37│Comments(0)仕事人の叫び 

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