他人事のような言動の癖はつけないほうがいい、何歳になってもその癖は抜けないからどんな仕事(会社)でも必ず長所と短所はあるものだ

2019年04月07日

悲観的過ぎる?、人生後半は収支バランスに一層気を使ったほうがいいと思うのだが

ドトールで簿記の勉強2
(人生100年、50代以降の生き方を考えることってすごく大事かなと)
『備えあれば憂いなし』(意味:普段から準備をしておけば、いざという時何も心配がないということ)ということわざがありますが、50代になりこの言葉を強く意識するようになりました。
それは、おそらく現在の境遇もかなり影響しているのかもしれません。
私は20数年間いろいろな会社で正社員として働いてきましたが、50代を目前にした時に思うところがあって一大決心をし大きなキャリアチェンジを行いました。
それまでの経験、ノウハウやスキルがあまり生かされない未経験の仕事に就き、しかも雇用面や収入面では不安定な非正規の身分で働いているのです。
現在は、日中と夜にパートタイムで働き、正社員時代と比べたら圧倒的に少ない収入で何とかやりくりしながら生計を立てています。

そんな私が今感じているのは、50歳を過ぎたら40代までのようなバイタリティがなくなり、その結果稼ぐのが難しいということです。
仮に今どこかの会社で正社員として働いていたとしても、50代半ばにもなれば当然その会社での先行きはほぼ見えているはずだし(出世や収入の見通し等)、そうなると今さら頑張ってどうなるという思いが強くなっているでしょう。
現に、私の周囲の同世代の友人・知人たちの言動を見ていると、出世コースにのって会社(組織)の上層部で活躍している人をのぞけば、「まぁいいか」という感じで日々を過ごしているような人が多いことに気付きます。
中には、定年退職までの残された期間を遊んで過ごそうとばかりに飲み食いや趣味に時間もお金も費やしている人がいます。
また、定年後に再就職はせずに、個人資産と年金で余裕の暮らしができるのか同様に飲み食いや趣味に時間、お金を使っている人がいます。


生き方は人それぞれなので自由でいいとは思いつつも、人生100年といわれる時代、50代以降の人生の後半のほうが収支バランスに一層気を使ったほうがいいのではないかと思っています。
私はこれまで1年前後の長期無職を数回経験し、また、30代後半から40代にかけて仕事で稼いだお金を飲み食いや趣味に使いまくるという生活をしました。
その経験が収支バランス、特に稼ぎ(収入)の大事さを強く意識させるのです。
私の知人の中には、定年まで特定の大企業勤めをして退職後は無職で自由気ままに過ごしている人もいますが、「年金が少な過ぎる!」と愚痴るのを聞くにつけ、「何を言っているんだ。それはあなたが収支バランスを気にせず、現役時代の感覚でお金を使ってしまうからでしょ!」と言いたくなります。
そこそこの大企業であれば中小零細企業や自営業者に比べ年金面などは恵まれているはずだし、退職金だって圧倒的に恵まれているでしょうから、無職であることを意識し収支バランスを一層気にした生活を心掛ければ何とかやっていけるはずなのです。

それに、人生の後半は若い頃のようなバイタリティがなくなるのは自然だし、年金は仕事のように稼ぐというものではないので収入が固定されることはわかりきったことです。
「年金が少ない!」と国に訴えてみたところで増やしてくれる可能性は限りなくゼロでしょう。
それどころか、今後は、年金制度の維持のためという理由で減額されるか、支給年齢を遅らされる可能性のほうが高いといえるでしょう。
それに加え、人生の後半は病気等の健康不安も増大するでしょうし、それこそ大病にかかってしまったら高額の医療費出費という支出リスクも発生するかもしれません。

人生の先行きに悲観的になり過ぎては人生が楽しめなくなり、そんなの人生じゃない!という考え方もあるとは思いますが、ただ、冒頭にも言った通り、憂いを少なくするためにも備えは大事かなと思うわけです。
備えとは何かと言えば、人生の後半はバイタリティや稼ぎ力が落ちることを前提に、収支バランスに一層気を使い、ライフスタイルをそういう方向に変えていくということです。
先がないから、無職だけどお金や時間はあるから、飲み食いや趣味などにお金も時間もどんどん使う、それでは人生が長い人ほど後の人生が大変になるような気がするのです。

50代はいいかもしれません、60代でも何とかやっていけるかもしれません。
でも、60代になったら、70代になったら、80代になったら、90代でもまだ生きていたら。
リスクに直面した時の突破力って、やっぱり若い時に比べれば年とったらないと思うですよね。
70代になってお金に困ったからといって、「何でもやりますから働かせて下さい!」と言ってみても雇ってくれるところはどこもないでしょうし。
まぁ、そういう諸々のことを考えると、繰り返しになりますが、人生後半は収支バランスに一層気を使った過ごし方のほうがいいと思うのです。
ちょっと悲観的過ぎたかもしれませんが、今朝はこんなことをふと思ったので書いてみました。
あなたは今、ご自身の人生の後半についてどんな生き方を考えていますか?

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yoron at 09:07│Comments(0)仕事人の叫び 

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