どんな情報でもバイアスがかかっていると思ったほうがよい好きな生き方というのは人それぞれ、画一的に考えないほうがいい

2019年03月03日

情熱派で生きたいか、冷淡派で生きたいか、選択するのは自分次第だ

お父さん
(仕事人人生を続けていく上で、“本当の自分”に気付くことは大事だと思う)
私のブログの記事には現実思考で仕事をしたほうが賢明というような内容のものも多いので、読者の中には私のことを冷淡派だと思っている人もいるかもしれません。
たしかに、私の中には冷淡な一面はあります。
しかし、私が思う本当の私は情熱派なんです。
30代の頃だったでしょうか、ある社外の異業種交流会に参加した際、そこで親しくなった人と会話している時に自分のビジネス(仕事)論を熱く語ったことがありました。
その時相手から言われたのが、「あなたは泥臭いビジネスの仕事より、学生相手の教師のような仕事のほうが向いているような気がする。だって、熱いし、理想を語るし。ただ、ビジネスの世界はもっと現実的な視点を持たないと難しいね」と。

当時はそう言われて、内心「何言ってるんだこの人は。ビジネスの世界だって理想は必要なはずだ。熱い思いこそがビジネスで成功をもたらすんだ」と思ったものでした。
でも、その後仕事人人生を続け今日までを振り返ってみると、この人が言っていたことのほうが大半は正しいような気がします。
現実8割:理想2割、いや現実9割:理想1割ぐらいの感覚のほうが仕事人人生はうまくいくのかなと、特に凡人は。
とはいえ、性分なんでしょうか、私は現実に重きを置き過ぎた人生にはつまらなさを感じてしまうんです。


例えば、人生の先輩がこういうアドバイスをしたとします。
「仕事で頑張り過ぎてもいいことないからな。所詮会社なんて一仕事人の面倒なんかみないんだから、使えないと判断した時点で斬り捨てるのさ。だから、体を壊さないように程々に仕事するのが身のためだよ。正義感なんか持たないで長いものには巻かれる処世術も必要だよ」と。
これはその人の人生経験を通して率直に感じたことを言ったのでしょう。
私の仕事人人生においてこういったアドバイスは散々受けてきました。
若い頃は体力にものをいわせて深夜残業、休日出勤をよくやっていましたが、そんな姿を見て周囲の年輩同僚からはよく言われたものでした。
まぁ、当時は燃えて仕事をしていたというより、やらざるをえない状況に追い込まれ必死になっていたからというのもあったんですけどね。

このような先輩のアドバイスや考え方は同調できる部分もあるものの、私の中では一抹の寂しさを覚える部分もあります。
仕事人人生に燃える部分がない、何かに夢中になれない、人生の多くの時間を費やす仕事人人生に。
仕事はほどほどで趣味や娯楽だけを大いに楽しむ、そういう生き方を選択するのもその人の自由ですが、私にはできそうにもありません。
私は現在50代半ばです。
勤め人しか経験したことがありませんが、このところ、ますます情熱を持って仕事人人生を送りたいと思っています。
仕事人として頑張れる時間もそう長くないだろうと思うにつけ、仕事人人生の終盤は自分の中の熱い部分を大事にしたいなと。
私の周囲にいる60代、70代の情熱派仕事人を見ていると、「あー、私もこんな人生を送りたい!」と憧れてしまいます。
さて、あなたはどちらの生き方をしたいですか、情熱派?、それとも冷淡派?

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yoron at 06:56│Comments(0)仕事人の叫び 

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