2018年12月30日
他人がやっていることの苦労や面白さを知りたかったら同じことをやってみよ
(あなたも同じことやってみれば気付くはず)
自分だけの一方的な見方や言動を改め、他人がやっていることの苦労や面白さを知ってみたいと思ったなら、一番いい方法は自分も同じことをやってみることです。
例えば、男性は外で仕事をし収入を得て家計を支える、女性は専業で家事をこなして家庭を支えるといった明確な役割分担がある夫婦関係の場合(昨今は昔ながらのこういう夫婦関係は少ないかもしれませんが)、それぞれが「私はこんなに苦労しているのに相手は私のこと(やっていること含め)を少しも理解してくれない」と思いがちですが、実現可能性は一旦脇に置いておいて、お互いの役割を交替してみると相手の苦労がやっとわかるようになるはずです。
これは仕事にもそのままあてはまります。
私はずっと独身一人暮らしなので、自分のこと(身の回りのこと)は全部自分でやります。
最近は、家庭の台所をあずかる主婦のごとく、家計を気にしつつ(家計簿をつけ)、日々の食事の献立を考えながらスーパーへ行っては買い物をし、掃除洗濯をこなし、その他諸々の家事をやっています。
そして、これも主婦がよくやっていることですが、パートタイムの仕事をしていくばくかの収入を得、家計の足しにしています。
というか、私の場合はパートタイムの収入が家庭の全収入になっています。
こういう暮らし方をしていると、外で仕事して稼ぐことの苦労や仕事することの面白さもわかるし、家事のそれもわかります。
ただ、結婚して子供のいる家庭の人からよく言われるのが、「お前は独身だから既婚者の気持ちや苦労がわからないんだ」とか「家族の良さや家族のいる家庭の楽しさがわからないんだ」ということですが、たしかにそうだと思います。
こればっかりはどうしようもありませんが、理屈で言えば、これも冒頭で言ったのと同じことです。
私はこれまで多くの会社に勤め、いろんな仕事をいろんな立場で経験してきましたが、この私の仕事スタイルは、できるだけ多くの仕事人の思いを知るために自分自身が多くの経験を積んでおこうというのが根底にあります。
もし、あなたが今、相手の思いや言動を理解できず悩んでいるのなら、同じ(ような)ことをやってみてはいかがでしょうか?
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yoron at 09:45│Comments(0)│仕事人の叫び