2018年11月30日
やってくれる人のところには仕事の依頼がくる、世の中はそうしたものだ
(あなたのところには仕事の依頼がどんどんやってきますか?)
あなたが誰かに何か(仕事)を依頼しようと思った時、どういう人を思い浮かべますか?
おそらく、多くの人は「あの人ならやってくれそうだ」という人を思い浮かべるのではないでしょうか。
対組織で依頼する場合でも、本来であれば上の人を通してお願いしなければならないところを、実務担当者が実にいい人でその人なら絶対やってくれると思えば、予めその人にお願いしておいてから形式的に上の人にお願いするなんてことをやっている組織人は多いはずです。
もし、上の人がわからずやでなかなかこちらの依頼に応えてくれなくても、密かに動いて直接実務担当者とやりとりして仕事をうまくやっている人もいると思います。
かつてある大企業に勤めていた頃、当時私は平社員でしたが、私が関わっていた仕事に関し、他部署の部長やら課長やらの役職者が私の上司を通さず直接私に仕事を依頼してくるケースがありました。
それはなぜだったのかといえば、私の上司は理解度、動きが遅かったため、依頼者はその人を通すのを時間の無駄と感じ話のはやい私に直接依頼してきたのです。
私も勤め人なのでいちおう上司には逐一報告はしていましたが、依頼者から直接仕事を受けたほうが早く効率的に自分の仕事を進められたことはたしかです。
世の中というのはそうしたものなのでしょう。
つまり、“やってくれる人のところには仕事の依頼がくる”という。
先日、日中の仕事先の工事現場で職人さんたちの会話を聞いていたらこんな話題が出ていました。
一人のフリーの職人さんが、「以前、ある建物の解体工事の仕事を依頼されやってのけたんだけど、三日間だけの仕事だったにも関わらず27万円ももらっちゃってさー」と言うのが聞こえてきました。
それなりに大変な仕事だったのでしょうが、依頼者はその人ならやってくれるだろう(任務を完遂してくれるだろう)という読み(期待)があって依頼したのは間違いないはずです。
本当の意味で仕事人の力というのはそういうところにあるんだと思います。
だとしたら、自分が力のある仕事人になりたかったら、他人から「この人にお願いしたらやってくれる」と期待される人間になるよう努めることです。
そのためには、他人から仕事を依頼されたら、当たり前かもしれませんが、一生懸命やって相手の要望にきっちり応える、できることなら相手の予想を超える成果を出して相手を驚かせる(喜ばせる)ということを積み重ねていくことが大事です。
あなたが今どこかの組織の一員として働いているなら、組織はあなたに給料を支払っている以上(仕事ができなくても遊ばせておくわけにはいかないので)何かしら仕事(役割)を与えているでしょう。
その結果、毎日出勤しているあなたは仕事をしている感覚になっているかもしれません。
誰かから仕事を依頼されたら、自分に力があるから(その仕事は自分にしかできないから)仕事が回ってくるのだろうと思うかもしれません。
しかし、それは大きな勘違いの可能性もあります。
なぜなら、先程言ったように、組織があなたに仕事をさせる必要があってあなたでもできる仕事を与えているからにすぎないということだってあるからです。
そういう場合は、もし、あなたがその組織を去ったらもはやあなたに仕事を依頼する人はいなくなるでしょう。
定年退職者などが、会社時代に経験した仕事のノウハウやスキルを生かして起業してみたがうまくいかなかったというのはその典型です。
仕事人は、“やってくれる人のところには仕事の依頼がくる”という当たり前のことを常に意識することが大事だと思うわけです。
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一人のフリーの職人さんが、「以前、ある建物の解体工事の仕事を依頼されやってのけたんだけど、三日間だけの仕事だったにも関わらず27万円ももらっちゃってさー」と言うのが聞こえてきました。
それなりに大変な仕事だったのでしょうが、依頼者はその人ならやってくれるだろう(任務を完遂してくれるだろう)という読み(期待)があって依頼したのは間違いないはずです。
本当の意味で仕事人の力というのはそういうところにあるんだと思います。
だとしたら、自分が力のある仕事人になりたかったら、他人から「この人にお願いしたらやってくれる」と期待される人間になるよう努めることです。
そのためには、他人から仕事を依頼されたら、当たり前かもしれませんが、一生懸命やって相手の要望にきっちり応える、できることなら相手の予想を超える成果を出して相手を驚かせる(喜ばせる)ということを積み重ねていくことが大事です。
あなたが今どこかの組織の一員として働いているなら、組織はあなたに給料を支払っている以上(仕事ができなくても遊ばせておくわけにはいかないので)何かしら仕事(役割)を与えているでしょう。
その結果、毎日出勤しているあなたは仕事をしている感覚になっているかもしれません。
誰かから仕事を依頼されたら、自分に力があるから(その仕事は自分にしかできないから)仕事が回ってくるのだろうと思うかもしれません。
しかし、それは大きな勘違いの可能性もあります。
なぜなら、先程言ったように、組織があなたに仕事をさせる必要があってあなたでもできる仕事を与えているからにすぎないということだってあるからです。
そういう場合は、もし、あなたがその組織を去ったらもはやあなたに仕事を依頼する人はいなくなるでしょう。
定年退職者などが、会社時代に経験した仕事のノウハウやスキルを生かして起業してみたがうまくいかなかったというのはその典型です。
仕事人は、“やってくれる人のところには仕事の依頼がくる”という当たり前のことを常に意識することが大事だと思うわけです。
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yoron at 06:25│Comments(0)│仕事人の叫び