自分は安全な立場にいながら相手にはリスクのあることを勧める人は信用するな人は基本的に“自己都合”を優先する。そのことがわかれば人付き合いは簡単だ。

2018年07月20日

副業はかつては軽視されがちだったが、これからは自分の可能性を広げるチャンスになるだろう

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(あなたは今、副業やっていますか?)
副業と聞いてあなたはどんなイメージを持ちますか?
私の印象では、かつてはあまりいい印象がなかったような気がします。
会社員が本業の傍ら片手間で細々やっている、会社に内緒でやっている、あまり儲からない、本業での収入が少ない人が生活費の一部を補うためにやっている、副業に精を出すより本業に集中したほうが仕事人の能力は高まる、等々。
私もある時期やっていたことがありますが、労力のわりには毎月の稼ぎが少額だったので儲けというのには程遠い感じでした。
以前は「週末起業」という言葉が流行ったことがありましたが、副業というのはどうしても本業に比べたらあまり力を入れないものという印象が強いことは否めませんでした。

しかし、昨今は国も副業解禁の方針を打ち出しており、時代の流れとしては副業はこれまで以上に重要な意味を持ってくるのではないかと思います。
人によっていろんな位置づけがあるでしょうが、私は、副業を自分の可能性を広げるチャンスととらえてはどうかと思います。
つまり、本業では本当に自分がやりたいことが十分にできていないとか、自分のアイデアを試してみたいとか、自分の実力が世間で通用するか挑戦してみたいとか、仕事人としての自分の引き出しを増やしておきたいとか、そういう時に副業に取り組んでみるのです。


私自身が自分の経験を通して感じたのは、本業でそれなりに仕事人としての力を培ったつもりでいても、それを副業で生かそうとしたらなかなかうまくいかなかったということであり、それは本当は自分の仕事人としての力はそれほどなかったということを自覚したということでした。
一方で、自分のアイデアを生かすべく悪戦苦闘しつつも試行錯誤したことで多くの学びにもつながりました。
稼ぎこそ少なかったものの、ノウハウ・スキルの習得や人脈の拡大は確実にありました。
冒頭でかつては副業にあまりいい印象はなかったと言いましたが、副業をやった経験のある人なら実感していると思いますが、必ず何かしら得られるものはあるんですよね。

私は自分の引き出しを増やすためにこれまで転職を繰り返すということをやってきましたが、今のように副業が堂々とできるような時代環境であれば、転職しないで副業をあれこれやることで引き出しを増やすことをやっていたかもしれません。
本業とまったく関係ないビジネスをやってもいいし、本業と相乗効果を生みそうなビジネスをやってもいいし。
勤め人で今の仕事に行き詰まりを感じている人などは、その状況を突破するために副業をやってみるというのもありかもしれません。
私は、これからの仕事人の世界は、一人の人が複数の仕事(勤務先とは別の)を掛け持つ時代へ進んでいくと予想しています。
私の予想通りに世の中が展開していくことを前提にすれば、副業はその訓練にもなるので自分の可能性を広げるチャンスとして積極的に取り組むメリットがあると思うのです。

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yoron at 07:41│Comments(0)仕事人の叫び 

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