相手が本気で怒った時に本性を知ることができる世間は広いようで案外狭い。あなたの仕事ぶり、人間性はあなたの知らないところで伝わることもある。

2018年07月13日

仕事観は年齢や環境などによって変わるもののようである

六本木ヒルズ
(仕事観って変わるものなんですよね)
54歳の私の現在の職業は、日本料理の板前。
10代、20代、30代の頃の私には想像すらできなかった自分の姿です。
人間、変われば変わるものだなぁとつくづく思います。
そういえば、新卒で入社した大企業で最初にお世話になった先輩社員は、たしか私と似たような世代の時に会社員を辞めて宮司になったんだよなぁと。
その先輩からもらった年賀状だったかの時候の便りの中でそのことを知り、当時は、驚くと同時に「へぇ、こんなに大胆に仕事観が変わる人もいるんだな」と他人事のように思っていたのに、まさか自分にも似たような仕事観の大転換があるとは思ってもいませんでした。

今改めて自分の仕事人人生を振り返ってみると、年齢や環境によって仕事観が変わってきたことがわかります。
18歳の高校生の時までは田舎の実家で暮らしていましたが、実家は農業だったので学業の合間に野良作業や農作物の収穫などの手伝いをよくやっていました。
また、家畜の飼育もしていたので餌用に草刈をしたり、父が自家消費用の漁をしていたので父に連れられて魚獲りもよくやっていました。
産業分類でいえば第一次産業の世界でした。
実家は貧しかったこともあり、父や母は休みなく働き続けていました。
そういう両親の後姿を見ていたら、将来農業のような仕事には就きたくないと思いました。


高校卒業後進学のため東京に上京しましたが、大学を卒業したら大企業の社員として活躍することを夢見ました。
スーツ姿で仕事をする自分の姿を想像していました。
大学卒業後は夢が叶って大企業の社員になることができ、その後転職はしましたが、40代半までは大企業の社員として自前のデスクとPCを与えられた仕事人として仕事をしました。
その頃の一つの目標は、主要駅近くの近代的な高層ビル内のかっこいいオフィスでバリバリ仕事をしている勤め人でした。
その目標に含まれていた環境面だけはいちおう達成できたのですが、ただ、仕事のやりがい面は別でストレスもかなり溜まりました。

大企業を辞めて中古のテナントビルに入居している中小企業に転職した時、何となくホッとしたのを覚えています。
そのうち、近代的な高層ビルなどの環境にはまったく憧れなくなり、それどころか、40代半ば以降は、マンションの一室が仕事場というベンチャー企業に就職し、その後はさらに飲食業に転身しました。
かつて、ある著名なキャリアコンサルタントの講演でこんな話を聞いたことがありました。
この人はある時、総合商社を退職してイギリスの大学院でMBAを取得し帰国した女性のキャリア査定面接をやったことがあったそうですが、この人は彼女に年収1,000万円以上の査定をしたそうです。
要するにそれだけ優秀だったということです。
ところが、彼女が選んだキャリアは花屋さんの開業だったそうです。
その道を彼女が選んだのは、子供の頃からの夢だったのだとか。
この話を聞いた時には、「なんてもったいないことを」と思ったものですが、今の私なら深く共感できます。

人というのは、年齢だったり、環境だったりの影響、そして何かをきっかけに大きく仕事観が変わる可能性を常に持っているような気がします。
これまではお金や地位を求めて仕事をしてきた人が、それらを求めなくなったらまったく別の道を行くかもしれません。
もちろん、その逆のパターンもあるでしょう。
人生を振り返ってみれば仕事観は一直線でなかったことがわかりますが、それは後になってわかることでその時々ではわからないものです。
私も今後の仕事人人生はどうなるかわかりません。
今の板前の仕事を続けているのか、はたまたまったく違う仕事をしているのか。
あなたは、今どんな仕事観を持っていますか?
過去の仕事観に比べ変化した点はありますか?

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ

<br><br clear=
yoron at 10:27│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 仕事人の叫び 

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
相手が本気で怒った時に本性を知ることができる世間は広いようで案外狭い。あなたの仕事ぶり、人間性はあなたの知らないところで伝わることもある。